
こんにちは、はちみつがマイブームのガッキーです。
トーストにたっぷりかけたりはちみつレモンを作ったりしていると、いつの間にか無くなってしまいます…。
ネットでまとめ買いしたほうがいいのではと思い、検索してみたはいいもの、検索結果が多すぎて迷ってしまいます。
唐突ですがショップを運営している皆さん、ちゃんとターゲットユーザーの事を考えたECサイトにしていますか?
「ターゲット設定ならうちでもしているよ!」という方も、もしかしたらちゃんと考えていないかもしれませんよ。
今回は、「ターゲットユーザーを意識したサムネイル画像の作り方」についてお話します!
なぜターゲットユーザーを決める必要があるの?
そもそもターゲットユーザーとは何なのか考え直してみましょう。
ターゲットユーザーといえば、年齢や性別、職業、年収、居住地、家族構成などが挙げられます。
しかし、近年のライフスタイルの多様化により、ターゲットユーザーはこのような属性情報だけで分類できなくなっています。
よくあるケースとして、「ターゲットは20代女性」と決めたとしましょう。しかし、世の中の20代女性が皆同じ服を着て同じ行動をしているでしょうか?
昨今では提供されるサービスが多様化し選択肢も増え、またソーシャルメディアなどの普及により誰でも情報取得が簡単になったことで、利用する側が自分のニーズに合わせて選択できる時代になりました。そのため、「20代女性」などの大まかな属性のみのターゲット設定では多様化するニーズを把握することができません。ユーザーニーズがぼやけてしまうとあらゆるニーズに応えるために機能を盛り込むことになり、コンセプトがはっきりしないものができあがってしまいます。そうなると競争の激しい現代ではサービスの差別化を図ることができず、結果として“選択されない”サービスになってしまうこともあります。
このように、ターゲットユーザーがあやふやですと、ユーザーアクセスしてもらえず、売上が伸びない可能性があります。
さらに、あやふやな状態で作成を進めてしまうと、制作メンバー間でターゲットのズレや認識違いが起きてしまうこともあります。
ターゲットユーザーに刺さるサムネイル画像を作るには?
では、どうすればターゲットユーザーに刺さるサムネイル画像にできるでしょうか。
今回は「久山はちみつ」と「九州レンゲ蜂蜜」の2つを対象に考えてみましょう。
①ターゲットユーザーを整理する
Step1 商品の強み弱みを書き出す
はじめに、商品の情報を整理しましょう。
このように蜂蜜という商品でも、生産地・容量・種類・強みが異なることがわかります。
「他の商品と違う」ということは、個性的で魅力があるということです。
たくさん書き出してみましょう。
Step2 魅力・強みを喜んでくれる人のイメージを考える
Step1で洗い出した商品の魅力・強みを喜んでくれる人を考えてみましょう。
これで、ターゲットユーザーのニーズが見えてきましたね!
Step3:強み・魅力を選択する
対象ユーザーが特に喜んでくれそうなものを選びます。少なくとも3点選ぶと良いでしょう。
②ターゲットユーザーを引き込ませるデザインを作る
①で出た商品の魅力・強みをデザインで表現しましょう。
必要なものは「写真」と「テキスト」です。
ユーザーに伝えたいことを写真で伝え、写真では伝わらない情報はテキストで補いましょう。
今回の蜂蜜の場合、以下のように分類できそうですね。
写真とテキストの用意できたらサムネイル画像をデザインしてみましょう。
ユーザーにとってサムネイル画像はお店の入口です。
ひと目でアクセスしたいと思わせるサムネイルにしましょう。
実際に作成したサムネイルがこちらです。
「あれっ?もっとテキスト入れないの?」と思った方もいるかも知れません。
なぜテキストが少なめになっているかというと、これらのサムネイルは楽天の視認性向上のために改定された「商品画像登録ガイドライン」に則って作成しているからです。
これを守っていないと「検索順位ダウン」「ランキング掲載制限」など、ペナルティを課される場合があります。
※下記の記事で楽天市場の商品画像登録ガイドラインについて詳しく説明しておりますので、こちらもぜひ読んでみてください。
③分析する
ターゲットユーザーに向けた施策はサムネイルを作って終わりではありません。
なぜなら、予想したターゲット層が実際と違う可能性があるからです。
そこで、楽天RMSのアクセス分析を利用して、実際にどんなユーザーがアクセスしているのかチェックしてみましょう。
どんなユーザーなのか?
ここでは、ユーザーの性別・年齢・地域・会員ランクをチェックしてみましょう。
RMSのデータ分析>3.アクセス分析>店舗全体アクセス数 をクリックします。
これで、期間中にページ全体のアクセスの集計結果が確認できます。
どうやって来ているか?
アクセスしたユーザーはなにを求めているのでしょうか。それを把握するにはユーザーが検索したキーワードが参考になります。
RMSのデータ分析>3.アクセス分析>検索キーワード をクリックします。
これで、自店舗のページに辿り着いたユーザーが、検索したキーワードのうち、アクセス数が多かった上位100位まで確認することができます。
また、検索キーワードからユーザーのニーズもチェックすることができます。
効果的な検索キーワードについては、下記のブログを参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
このように、ターゲットユーザーを決める際は属性などの表面的な情報だけではなく、「どんな人が何を求めているのか」をしっかり把握し、ターゲットユーザーに刺さるアプローチをすることが重要です。
しかし、想定したターゲットとは異なることもあります。そのための点検としてアクセス分析もしましょう。
みなさんもターゲットユーザーを意識したサムネイル画像にして、売上を上げていきましょう!