
サイレコブログを担当するようになってから、情報収集のためとかこつけて様々なECサイトを見に行くのに比例して増えていく買い物の数…ライター村上ですみなさんこんにちは
ホント、激戦区を勝ち抜いているECサイトは売り方がうまい。これは情報収集、情報収集だから仕方ないの…
今回はそんなサイトをご紹介しつつ、なぜこのサイトでポチってしまうのかを村上の買い物と共に冷静に分析していきたいと思います。いわば反省文です。
売れてるサイトはここが違う
1.そこでしか買えないものを売っている
見た瞬間「買おう」ってなるページですね。気の抜けたイラスト感といい、そのくせハンコとしても使える便利の良さ、押した時に「えーなにこれーかわいいー」と褒められた時の自分のドヤ顔まで容易に想像できます。
二次元のアニメキャラを印鑑にできる「痛ハンコ」というのも最近増えてきていますが、それよりも敷居は低い感じ。刀剣乱舞の痛ハンコがあったらほしい。ありそうで怖い。
2.定期的に見たくなる作りになっている
すっごい特集を組んであるんです。もうね、雑誌かってくらい。レモンの木とかに関しては調理例とか載ってて、これ読んだだけでカフェ風の一軒家で涼しげにモスコミュール飲んでいる素敵な奥さんが見えます。昼間っから飲酒か!この勝ち組め!!(レモンどこいった)
この作りこみ具合はすごいです。読んでいるだけで楽しい、あと気が付いたら購入してる。ブルーベリーの木が欲しい。
3.売っている人が見える
「ふろしきや」
マーケティングの心理効果として人の顔が出ると安心感が増し、購入の可能性が上がるそうです。やはり取り扱っている人が見えるのと、見えないのでは物に対する愛着も違ってきますよね。
しかもこの「ふろしきや」の店長さんは80代!優しいおばあちゃんから昔の文化を習うのは乙女の憧れといっても過言ではない(個人比)ラッピングの代わりに風呂敷というのも「出来る奥様」的な演出ができていい。見栄っ張りにはすごくいい。
4.ありえない量をあつかっている
普段使い玉子160個を5,130円(税込み)で売る、いわばコストコ戦法、たくさん買って近所のママ友とシェアしよう!または自宅でプチお料理教室開いてママ会しよう!と、ママ友がほとんどいない、ボッチ村上の妄想だけが膨らむシェア商材。
もちろん購入したあとは自分の母とわけて、母は友だちが多いので「村上さんの娘さんは本当になんでもよく知っている。バツイチだけど」という謎の株があがりました。泣いてなんかいない。
5.真似できない強みがある
「いわた書店」
今まで読んだ本のリストを送るだけで、その人が好きそうな本を1万円分送ってくれる「一万円選書」というサービスが話題に。「本好きなんだけど、大体の本読んじゃってさー、なんか面白そうな本なーいー?誰か私より本に詳しい人いないー?」と、地獄のミサワのようなムカつく女子もとい、本の虫にとっての理想郷サービス。
これは店長さんがものすごい量の本を今まで読んできた、店長さんにしかできないサービスですね。現在なんと650人待ち。でもポチりたい。
いかがでしたか?ただ物を売るのではなくて、どこのサイトもお客様を楽しませようという「ネタ」づくりに尽力しているというのが見えたと思います。数多あるECサイトから勝ち抜くために、ちょっと楽しめる工夫のヒントになれば幸いです。
サイバーレコードはそんなネタ作りもお手伝いします(今日の営業)
以上、ライター村上でした。ではまた!
参考書籍:「あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか ネット時代の老舗に学ぶ「戦わないマーケティング」」中山進也著