Amazonで新しく出品したものの「初動で思ったように売れない」「検索で見つけてもらえない」「写真や説明を書いたけど反応が薄い」と悩んでいませんか。
Amazonの初動は、商品写真やタイトル、説明文、価格設定、在庫の見せ方、そして早めに集めるレビューや適切な見つけてもらう工夫など、いくつかの要素がそろってはじめて伸びていきます。
この記事では、初心者でも今すぐ試せる基本の準備から、出品直後に効果が出やすい具体的な改善ポイントまでをやさしく順を追って解説します。初動をつかんで、出品スタートを安心して進めていきましょう。
準備:まずは「勝てる土俵」を決める

いきなり出品する前に、市場調査と目標設定を行います。ここがズレていると、後でどれだけ広告を打っても売れません。
狙うキーワードと立ち位置
市場調査は、「どんな言葉で検索されるか(キーワード)」と「ライバルはどうか(競合)」を知ることです。
キーワードの集め方
- Amazonの検索窓に入れて出てくる候補(サジェスト)を見る
- ライバル商品のタイトルや説明文に使われている言葉を拾う
- 商品の特徴(色・サイズ・用途・悩み)を書き出す
競合調査では、価格、画像の枚数、レビューの内容(特に不満点)をチェックします。ライバルが満たせていない不満を解消できる点が、あなたの商品の「選ばれる理由」になります。
目標(KPI)の決め方
全部を一気に解決しようとせず、「見つかる」→「クリックされる」→「購入される」の順番で考えます。
- インプレッション(表示回数):まずはお客様の目に触れること。
- CTR(クリック率):画像やタイトルで興味を持ってもらうこと。
- CVR(購入率):ページの中身で納得して買ってもらうこと。
広告費は、利益が出る範囲内で設定しましょう。目安として、成長期は売上の25%程度、安定期は10%以下を目指すと良いでしょう。
在庫と予算のバランス
初動で一番怖いのは「在庫切れ」です。せっかく売れ始めたのに在庫がなくなると、検索順位が一気に下がります。最初は少量をこまめに補充し、売れ行きが見えてきたら多めに発注しましょう。
商品ページを「売れるページ」にする

広告で集客しても、ページが魅力的でなければザルに水を注ぐようなものです。以下の要素を徹底的に磨きましょう。
各パーツのチェックリスト
- タイトル:最初の30文字に、重要なキーワード(商品名、特徴、サイズなど)を入れる。スマホでも見える位置です。
- メイン画像:白背景で商品を大きく、鮮明に見せる。クリック率に直結します。
- サブ画像:使っているシーン、サイズの比較、メリットなどを視覚的に伝える。「これを使ったらどうなるか」をイメージさせる画像が効果的です。
- 箇条書き(バレット):重要な特徴とメリットを簡潔にまとめる。
- 商品説明・A+コンテンツ:画像と文章で商品の魅力を詳しく伝える。
キーワードの配置
Amazonの検索エンジンに見つけてもらうために、キーワードを適切な場所に配置します。
- 最重要キーワード:タイトルの前半に入れる。
- 関連キーワード:箇条書きや説明文に自然に盛り込む。
- その他のキーワード:検索キーワード欄(バックエンド)に入力する。
広告と販促でスタートダッシュを切る
ページができたら、広告を使ってお客様を呼び込みます。
広告(スポンサープロダクト)の進め方
最初は「オート(自動)」でAmazonにお任せし、データが集まったら「マニュアル(手動)」で効率化するのが王道です。
- オートターゲティング:まずは広く配信して、「どんな言葉で売れるか」を探ります。
- マニュアルターゲティング:売れたキーワードを手動キャンペーンに移し、入札額を調整して予算を集中させます。
- 除外キーワード:売れないキーワードを除外して、無駄な広告費を削ります。
クーポンとプロモーション
新商品はレビューがないため、どうしても買い控えが起きます。
期間限定のクーポンやポイント設定で「お得感」を出し、最初の一歩を踏み出しやすくしてあげましょう。
レビュー獲得と日々の改善

売れ始めたら、レビューを集めて信頼を積み上げつつ、数字を見て改善を続けます。
安全にレビューを集める方法
レビューはAmazonの資産です。ルールを守って正しく集めましょう。
- Amazon Vine先取りプログラム:商品のサンプルを提供して、公式レビュアーにレビューを書いてもらうプログラム(FBA利用者向け)。
- 「レビューをリクエスト」ボタン:注文管理画面から、Amazon公式の依頼メールを送る機能。
※「レビューを書いたら返金します」などの行為は規約違反でアカウント停止のリスクがあるため、絶対に行わないでください。
数字を見てすぐに動く
以下の数字を毎日チェックし、異常があればすぐに対応します。
- 表示回数が少ない → キーワードやカテゴリを見直す。入札額を上げる。
- クリック率が低い → メイン画像やタイトル、価格を見直す。
- 購入率が低い → 商品説明やサブ画像を改善する。クーポンを検討する。
- 広告費が高すぎる(ACOSが高い) → 無駄なキーワードを除外する。入札額を下げる。
まとめ
出品の初動は、準備と小さな改善の積み重ねです。
まずは市場調査で狙いを定め、商品ページ(画像・タイトル)を完璧に仕上げましょう。その後、広告とクーポンでアクセスを集め、公式の仕組みを使ってレビューを積み上げます。
数字を見て「悪いところ」を見つけ、一つずつ直していく。この繰り返しが、売れる商品ページを作ります。
まずはできる改善から始めてみましょう!
<ご注意>本記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。Amazonの仕様・ガイドライン・ルール等は予告なく変更される場合があります。最新の情報は、必ず公式サイトやAmazonセラーセントラル等をご確認ください。
