楽天で商品を出しているけれど「検索からの流入が少ない」「商品ページをどう作れば見つけてもらえるか分からない」と感じていませんか?
楽天特有の「検索→商品ページ」の流れで売上を伸ばすには、検索結果でまず「見つけてもらう」ことと、クリック後すぐのファーストビューで「欲しい」と思ってもらうことが要です。
この記事は、準備→実行→確認の順で、最短で効果が出やすい手順と具体例をわかりやすくまとめました。最新のガイドラインは更新されやすいので、要所で公式の案内を確認しながら進めましょう。
準備 — 現状把握と必須チェック

最初に土台を整えると、後工程のやり直しが劇的に減ります。目的と数字の見方、編集できる範囲、ガイドラインの確認から手を付けましょう。社内で「誰がどこを直すか」を決め、作業の重複や抜け漏れを防ぎます。
目的の明確化と優先指標
目的は一つに絞ると判断が早くなります。例として「検索での露出を増やす」「クリック率を上げる」「購入率を上げる」のいずれかから始めます。ひとつ改善できたら次の数字へ進むのがコツです。
| 優先 | 指標 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 表示回数 | まず見つかるか |
| 2 | クリック率 | サムネと冒頭の訴求で選ばれるか |
| 3 | 購入率 | ページで不安なく判断できるか |
数字は短い期間で追い、変化を比べられるよう差し替えは小分けに。何が効いたかを特定し、横展開すると改善が続きます。
仕様と編集権限の確認
商品名・画像・説明文・項目選択肢・在庫・送料/発送情報に触れられるか確認します。画像はガイドライン厳守。文字面積の上限や背景、静止画前提などを押さえ、違反で露出が下がる事態を避けます。
- 画像内文字は原則20%以内、白背景または自然な写真背景
- 静止画が基本、過度な動き表現は不可のケースが多い
- 登録枚数や仕様はジャンルごとに差があるため最新案内を確認
表現は事実ベースで。比較・最上級の断定は避け、根拠が提示できる範囲にとどめましょう。
競合とキーワードの収集
楽天の検索窓で主力商品の言い回しを複数試し、表記ゆれや関連語を洗い出します(例:水筒/ボトル/マグボトル/500ml)。上位商品のタイトルとメイン画像を観察し、良い型を自社の強みに置き換えます。
カテゴリ選定は露出に直結。競合が戦っている土俵に入っているか確認し、レビューや問い合わせの言葉をタイトルや説明に自然に取り入れます。
撮影と画像作成 — メイン画像とファーストビュー

サムネで選ばれるかがクリックの8割を左右します。ガイドラインを守りながら、形状が一目で伝わるメイン画像と、利用シーンが浮かぶ補助画像を用意します。
メイン画像の考え方
最優先は形の明快さ。正面または斜め45度で輪郭がはっきりする角度を選び、白背景でノイズを排除。サイズ感の不安を解消するため、手持ちや比較物との写真を2〜3枚目に配置します。生活シーンの写真は自然光で明るく、典型的な使い方を素直に見せましょう。
低コスト編集のポイント
明るさ・色温度・コントラストを整え、白背景はグレーに転ばないよう注意。トリミングは被写体を大きく、中心に重要部分を置いてスマホ表示での欠けを防ぎます。
画像内文字は必要最小限で、1枚につき訴求は1〜2点。「軽い」「丸洗いOK」「保冷6時間」のように誤解のない表現にし、数値は本文でも補足して信頼感を担保します。
ファーストビューで伝える要点
商品ページ上部で、次の4点を簡潔に示します。①これは何か(商品名/用途/対象)②なぜ良いか(強み1〜2)③選び方(色/サイズの要点)④判断材料(発送目安・送料条件)。いちばん伝えたい一言をメイン画像とすぐ下の説明で繰り返し、言い回しを統一します。
動的表現は基本NGですが、特集ページや動画機能など用途により可否が異なります。掲載場所ごとに最新仕様を確認しましょう。
タイトルと商品ページ構成 — 検索から購入の導線

先頭数十文字で「何・誰向け・強み」を言い切ることが基本です。127文字まで入りますが、UIを考えると30〜60文字程度が見やすく、過剰な詰め込みは逆効果になります。
タイトル作成ルール
並べ方の目安は[ブランド/シリーズ][商品名/型番][用途/対象][素材/容量/サイズ][特徴][色/セット]。
例:ステンレス ボトル 500ml 軽量 保冷 保温 漏れにくい 通学 通勤 マグボトル。
表記ゆれ(ボトル/水筒)にも配慮しつつ、読みやすさを優先します。
比較優位の断定(最安・No.1など)は避け、カテゴリとの整合を取りましょう。カテゴリが合っていると検索エンジンとお客さまの理解が揃います。
ページの流れ(LP的構成)
ファーストビュー直下に一目でわかる要約(商品名/用途/強み/サイズ・容量/セット内容)。続けて「悩み→解決」を生活シーンに沿って具体化します(例:軽いから通学バッグでも負担になりにくい、広口で洗いやすい)。
機能・仕様は写真+短文で1点ずつ。裏付けが必要な性能は図や数値を丁寧に。バリエーションは1ページにまとめ、色やサイズの選択位置を明確に示して迷いを減らします。サイズ表・素材・お手入れ・同梱物・注意点、返品/交換や保証は画像とテキストの両方で提示します。
モバイル最適化と規約配慮
スマホの1〜2画面で「要約→強み→選び方→安心情報」が把握できる順に配置。文字は大きく、余白を十分に。リンクや選択肢はタップしやすい間隔にします。
効果や効能を示す場合は、事実ベースで誤解のない表現に徹します。RPP広告の推奨設定や自動最適化の仕様は随時変わるため、メイン画像やサムネイルが広告要件を満たすかも確認しましょう。特集やブランドページは許容される表現が異なるため、目的に応じて使い分けます。
RMS差し替えと効果測定 — 実施のコツ

まずは効果に直結する箇所から着手します。メイン画像→タイトル→ファーストビュー→2〜5枚目→説明文の順で小分けに差し替え、変更点と数字の関係を見える化します。
差し替え後の確認
- PC/スマホの両方でサムネと商品ページの表示崩れがないか
- トリミング位置、文字の可読性、色味、画像容量と読み込み速度
- バリエーション画像の紐づけ、在庫・送料・発送の整合性
疑わしい箇所は速やかに差し戻し、公式ガイドラインを再確認。社内の別担当によるダブルチェックで漏れを減らします。
数字の見方と改善サイクル
表示回数が少ない場合は、タイトルの語句・カテゴリ・基本情報を見直します。クリック率が低い場合はメイン画像の明るさや被写体の大きさ、冒頭40文字の訴求を強化。購入率が低い場合はファーストビューの説明、サイズ・同梱物の明確化、発送/送料の提示、レビューやQ&Aの充実を改善します。
返品やキャンセルが多い場合は、色やサイズの見え方、性能説明のズレを点検し、色味補正とサイズ表を更新。小さく試して当たりの型を横展開することで、限られた工数でも効果を積み上げられます。
まとめ
楽天の検索流入を増やす近道は、タイトル(キーワード)とファーストビュー(メイン画像+上部訴求)の徹底強化です。現状把握→撮影・画像改善→タイトルと構成→RMS差し替え→効果測定を小さく回し、モバイルの見え方と規約を常に確認。クリック率と購入率の数字で効果を判定し、変更は一つずつ比較して精度を高めます。メイン画像にライフスタイル写真を取り入れ、説明はメリット→仕様→安心情報の順で簡潔に。今日できる一箇所から着手し、成果を数値で実感していきましょう。
<注意>本記事の内容は執筆時点の情報に基づきます。楽天市場の仕様・ガイドライン・ルールは予告なく変更される場合があります。最新情報は必ず楽天RMSの公式案内や出店者向けガイドラインをご確認ください。
