「インスタで紹介した商品、すごく反響があったのに、Amazonの売上画面を見たら全然増えていない…」
こんな悔しい経験はありませんか?
「いいね」はつくのに「購入」につながらない原因の多くは、Amazonの商品ページにたどり着いた後のお客様への「おもてなし」不足にあります。
実は、Amazonには「ブランド登録(Brand Registry)」をした出品者だけが使える、SNS集客に特化した「専用機能」が用意されています。
この記事では、難しい専門用語は使わずに、「ブランド登録をすると、なぜSNS経由の売上が飛躍的に伸びるのか?」その理由と、具体的な活用テクニックをたっぷりと解説します。
「Amazonブランド登録」とは

一言で言うと、「Amazonという巨大なデパートの中に、自分だけの『専門店』を持つ権利」をもらうことです。
登録には特許庁への「商標(しょうひょう)」の出願が必要ですが、これを通すことで、Amazon側から「あなたは信頼できるブランドオーナーですね」と認められ、通常の出品者には開放されていない特別な機能が使えるようになります。
特にSNSを活用したい人にとって、この権利は「あると便利」ではなく「ないと試合にならない」レベルの必須アイテムです。その理由を4つのメリットで見ていきましょう。
メリット1:ライバル不在の「ブランドストア」が持てる

通常ページは「誘惑」だらけ
ブランド登録をしていない通常の商品ページを見てみてください。
画像の下や説明文の横に、「この商品に関連するスポンサー」として他社製品の広告がズラリと並んでいませんか?
SNSを見て「これいいな!」と思ってAmazonに来たお客様も、その広告を見て「あ、こっちの方が安い」「似たような商品がある」と目移りし、他社へ流れてしまうのです。
「ブランドストア」ならお客様を独占できる
ブランド登録をすると、Amazon内に「ブランドストア」という専用のトップページを無料で作れるようになります。
このページには、他社の広告が一切表示されません。
Instagramのプロフィールリンクや広告の飛び先をこの「ストア」に設定すれば、お客様はあなたの商品の世界観に没頭でき、よそ見をせずに買い物をしてくれます。
「SNSからのお客様は、必ずストアに着地させる」
これだけで、購入率は劇的に変わります。
メリット2:売上の「答え合わせ」ができるようになる

「どの投稿で売れたか」分からない問題を解決
通常、Amazonの外から何人来て、何個売れたかは分かりません。
しかし、ブランド登録者は「Amazon Attribution(アマゾン アトリビューション)」という計測ツールを使えます。
使い方は簡単。このツールで「インスタ用」「TikTok用」「メルマガ用」といった専用のリンクを発行し、それを貼るだけです。
すると、管理画面で以下のような数字がハッキリ見えるようになります。
- 「Aさんの投稿からは100回クリックされたけど、1個も売れなかった」
- 「Bさんの投稿はクリックは少ないけど、10個も売れた!」
これが分かれば、「売れる投稿」だけに予算や時間を集中させることができます。無駄な努力を止められるのが最大のメリットです。
メリット3:販売手数料が還元される「ボーナス制度」
手数料が実質安くなる「Brand Referral Bonus」
これは意外と知られていない、コスト面で非常に大きなメリットです。
先ほどの「Amazon Attribution」のリンク経由で商品が売れると、Amazonから「ブランド紹介ボーナス(Brand Referral Bonus)」として、売上の平均10%分が還元されます。
例えば、10,000円の商品を売った場合:
- 通常:販売手数料が1,500円引かれる(手残り8,500円)
- ボーナス適用:販売手数料から約1,000円が割引される(実質の手数料は500円!)
つまり、「自分で集客してくれたから、その分Amazonの手数料をまけてあげるよ」という制度です。
SNS集客を頑張れば頑張るほど利益率が上がるため、これを活用しない手はありません。
メリット4:商品ページが「雑誌」のようにリッチになる

文字だけの説明では、スマホ世代には響かない
SNSでキレイな写真や動画を見慣れているお客様は、Amazonに来て「文字ばかりの無機質な説明文」を見ると、テンションが下がってしまいます。
ブランド登録をすると、商品ページの下の方に、大きな画像や比較表を配置できる「A+(エープラス)コンテンツ」という機能が使えます。
ここで、SNSで発信しているような「開発ストーリー」や「オシャレな使用シーン」を雑誌のように見せるのです。
さらに、条件を満たせば「プレミアムA+」として動画を埋め込むことも可能。
TikTokやリール動画をそのままAmazonの商品ページ内で再生させれば、購入率は大幅にアップします。
まとめ:まずはここから始めよう
Amazonブランド登録は、SNS運用を「ただの認知活動」から「収益の柱」へと変えるための必須パスポートです。
今日からできるアクションプランは以下の通りです。
- 商標の状態確認:まだならすぐに出願する(出願番号をもらう)。
- ブランド登録申請:Amazonセラーセントラルから申請する。
- ストア作成:SNSのプロフィールリンク先を、作成した「ブランドストア」に書き換える。
- リンク発行:投稿する時は必ず「Attribution」のリンクを使う。
これらを実践することで、あなたのSNS投稿がそのままAmazonの売上ランキング向上につながる「勝ちパターン」が生まれます。
まずは商標の確認から、第一歩を踏み出してみましょう!
<ご注意>本記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。Amazonの仕様・ガイドライン・ルール等は予告なく変更される場合があります。最新の情報は、必ず公式サイトやAmazonセラーセントラル等をご確認ください。
