毎月やってくる楽天の「5と0のつく日」。
ポイントがアップするこの日は、お客様の「買いたい気持ち」がグッと高まる絶好の売上チャンスです。
しかし、当日にただ「お得ですよ!」とSNSで発信するだけでは、他店の投稿に埋もれてしまい、なかなか購入にはつながりません。
このお得な日を最大限に活かすには、前日までの「仕込み」と、当日の「背中押し」を組み合わせたSNS戦略が必要です。
この記事では、初心者の方でもすぐに真似できる、5と0のつく日に向けた自然で効果的なSNS集客のステップをお伝えします。
次のイベントに向けて、SNSからしっかりと売上を作れる仕組みを一緒に整えていきましょう。
戦略の基本:当日は「見つける日」ではなく「買う日」

5と0のつく日のSNS戦略を立てる上で一番大切なのは、お客様の心理を理解することです。
お客様にとって、ポイントアップの当日は「新しい商品を探す日」というより、「前から気になっていたものを、まとめて決済する日」です。
つまり、当日に初めて商品を知ってもらっても、そのまま購入される確率は高くありません。
「いかに前日までに商品をアピールし、カゴに入れておいてもらうか」が勝負の分かれ目になります。
前日までの「お気に入り登録」を徹底して促す
イベントの数日前から、Instagramのフィード投稿やストーリーズで主力商品を積極的に紹介しましょう。
このとき、「今すぐ買ってください」ではなく、「〇日のポイントアップデーでお得に買えます!忘れないように『お気に入り登録』をしてお待ちくださいね」と案内するのがコツです。
事前にお気に入り登録をしてもらうことで、イベント開始時に楽天アプリからお客様へ通知が届き、買い忘れを強力に防ぐことができます。
クーポンの事前配布で「買わない理由」をなくす
5と0のつく日に合わせて店舗独自のクーポンを発行する場合は、当日ではなく「前日」からSNSで配布し始めましょう。
ストーリーズなどで「明日のイベントで使える限定クーポンを先に配ります!」とリンクを貼っておき、事前にお客様の楽天アカウントへクーポンを取得させておきます。
当日は「お会計のボタンを押すだけ」というスムーズな状態を作っておくのが、最も効果的なSNS戦略です。
当日運用:時間帯に合わせた「背中押し」のリマインド

いよいよ5と0のつく日の当日。
ここでは、前日までに「お気に入り」や「カゴ」に入れてくれたお客様に対して、購入の最後の一押しをしていきます。
朝・昼・夜で発信の内容を変える
当日は、お客様がスマホを見やすい時間帯に合わせてSNS(InstagramのストーリーズやXなど)を更新します。
朝(通勤時間帯):「本日限定!ポイントアップ&クーポンでお得な日です」という全体のお知らせ。
昼(ランチタイム):「今一番売れているのはこのセットです!」といった人気ランキングや、お客様のレビュー紹介。
夜(20時〜23時):「日付が変わるまであと少し!クーポンの使い忘れはありませんか?」という駆け込みを狙ったリマインド。
時間帯に合わせて少しずつ内容を変えることで、しつこさを感じさせずに購買意欲を高めることができます。
LINE公式アカウントは「ここぞ」のタイミングで
楽天の公式ツール「R-SNS」などを活用してLINE公式アカウントを運用している場合は、5と0のつく日が最大の活躍どころです。
LINEは確実にお客様のスマホへ届く強力なツールですが、送りすぎはブロックされてしまいます。
そのため、当日の夕方から夜にかけての「一番買い物がされやすい時間帯」に絞って、1回だけ配信するのがおすすめです。
「本日限定のシークレットクーポン」などを添えると、さらにクリック率が跳ね上がります。
効果を正しく測るための「計測ルール」

SNSを一生懸命更新しても、「どの投稿から商品が売れたのか」が分からなければ、次回の改善につながりません。
楽天の店舗ページへSNSから直接案内する場合、自社のGA4(Google Analytics)では正確な計測ができないため注意が必要です。
「R-SNS専用リンク」や「参照元トラッキング」を必ず使う
効果測定には、楽天が公式に用意している計測機能を必ず利用しましょう。
InstagramやLINEなどを楽天公式オプションの「R-SNS」で連携している場合は、効果測定も「R-SNS専用リンク」を使うのが一番簡単で正確です。
まだR-SNSを契約していない場合や、X(旧Twitter)など対象外のSNSを使う場合は、標準の「RMS参照元トラッキング」機能を活用します。
どちらを使う場合も、専用のURLを発行してSNSに貼るだけで、「朝のストーリーズから〇個売れた」「夜のLINE配信から〇万円売れた」といった具体的な数字がわかるようになります。
正しいデータで「何がうまくいったか」を振り返ることが、売上を伸ばし続ける最大の秘訣です。
まとめ
楽天の「5と0のつく日」でしっかりと売上を作るには、お客様の心理に合わせた事前の準備が大切になります。
以下のポイントを意識して、次回のイベントに備えましょう。
- 前日までの「仕込み」:当日に決済してもらうため、事前にお気に入り登録やクーポンの獲得を促しておく
- 当日の「背中押し」:時間帯に合わせて発信を変え、夜は駆け込み購入を狙ったリマインドを行う
- 正しいデータ計測:どの投稿が売上につながったかを正確に追う
反応の良かった投稿のパターンや、クーポンの案内の仕方は「自店の勝ちパターン」としてテンプレート化し、次回の運用を少しずつ楽にしていきましょう。
小さな改善の積み重ねが、限られたリソースでも過去最高の売上を達成する近道になります。
<ご注意>本記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。楽天の仕様やポイントアップの条件・キャンペーンルール等は予告なく変更される場合があります。最新の情報は、必ず公式サイトやRMSのヘルプ等をご確認ください。
