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発送作業の山から卒業!D2C物流の立ち上げを支えるプロのサポート活用術

最近よく耳にする「D2C(Direct to Consumer)」とは、メーカーやブランドが小売店などを通さず、自社のECサイトを通じて直接お客様に商品を販売するビジネスモデルのことです。

実際にブランドを立ち上げ、「商品は順調に売れているけれど、毎日の発送作業に追われている」「これから本格的に物流を立ち上げたいけれど、何から手をつければいいかわからない」と悩んでいませんか?

この記事では、D2C物流を初めて立ち上げる方に向けて、基本のステップから外部サポートの上手な選び方、運用を軌道に乗せるコツまでを解説します。
自社にぴったりの仕組みを作って、増え続ける注文にも安心して対応できる体制を一緒に整えていきましょう。

D2C物流立ち上げの第一歩

準備フェーズの現状把握と要件定義

まずは現状のデータを整理することが成功への近道です。
「だいたいこれくらい」という感覚ではなく、しっかり数値で見える化しておくことで、後々のトラブルや手戻りを防ぐことができますよ。

必要なデータを集めて「見える化」する

商品のサイズや重さ、SKU(種類ごとの識別番号)やバーコードの情報などを、まずはひとつのシートにまとめてみましょう。さらに、1日の平均注文数や、ギフト包装の割合なども整理しておくと便利です。
まずは「基本の一枚」を作り、少しずつ精度を高めていく意識で進めましょう。

現場が迷わない「わかりやすいルール」を決める

誤出荷を防いだり、スムーズに出荷したりするための目標を決めます。「基本は注文の翌営業日に出荷する」「割れ物は必ずプチプチで包む」など、誰が見てもわかるルールに落とし込むのがポイントです。
現場のスタッフが迷わずに動ける言葉にしておくことが、日々のミスを減らすコツになります。

気になる「コスト」をしっかり把握する

保管料やシステム利用料などの「毎月決まってかかる費用」と、配送料や梱包資材などの「注文ごとに変わる費用」を分けて考えます。箱のサイズが変わると配送料がどれくらい高くなるのかなど、費用が跳ね上がるポイントを事前にチェックしておくと安心です。

自社発送か、外部サポートか?

フルフィルメントの選択と在庫設計

すべて自分たちで発送するのか、プロの物流代行に任せるのか、早めに方向性を決めることが大切です。
商品の種類や注文の波、梱包へのこだわりなどを振り返り、ブランドの状況に最も合うスタイルを選んでみてください。

自社倉庫と外部サポートの比較

自社で発送するメリットは、何といっても柔軟に対応できることや、手書きのメッセージカードなど温かみのある演出がしやすい点です。ただ、注文が急増した時にスタッフが足りなくなる心配があります。
一方で外部サポートにお任せすれば、注文の波にも強くミスも減りますが、最低利用料金や細かなルールが決められていることも。外部に頼む場合は、Shopify等との連携実績が豊富かどうかをしっかり確認するのがおすすめです。

欠品を防ぐための「在庫の持ち方」

普段の売れ行きや、商品を補充するのにかかる日数を計算して、余裕を持った「安全在庫」を決めましょう。立ち上げ初期はこまめに在庫を補充しつつ、SNSでの反響や広告の量を見ながら柔軟に調整するのが安全です。
万が一欠品してしまった際のお客様へのご案内ルールも決めておくと、いざという時に慌てずに済むでしょう。

物流代行業者の選び方と依頼のコツ

業者選定とRFP作成の実務

外部のサポートをお願いする場合は、自社の希望を「具体的に」伝えることが大切です。
お任せになってしまうと、後から追加費用が発生したり、やりたいことができなかったりする原因になります。

依頼内容は細かくリストアップする

商品の特徴や日々の注文数、ギフトラッピングの有無といった基本情報に加えて、配送の条件、返品があった際の手順、Shopify等とどのように連携したいかなどをしっかり伝えましょう。システム連携の方法は、見積もりの段階で明確にしておくのがポイントです。

業者さんに聞いておきたいチェックポイント

候補となる業者さんには、同じようなD2Cブランドの支援実績があるか、急に注文が増えた時のサポート体制はどうなっているかを質問してみましょう。
可能であれば実際に倉庫を見学させてもらい、作業の様子をご自身の目で確かめると安心です。

  • 本稼働前のチェックリスト
  • 自社の要望(品質・コスト・連携方法)が業者に正しく伝わっているか
  • Shopifyなどのシステム連携を小規模なテストで確認できるか
  • 配送料が値上げされた時のルールなど、契約内容が明確か

いよいよスタート!運用のポイント

導入実行とShopify連携の設定

いざ運用を始める際は、「まずは少量の注文で小さく回してみる」のが一番安全な進め方です。
テストを繰り返しながら、不安な部分を少しずつ潰していきましょう。

初期設定とフローの確認

商品のサイズやバーコードなどのデータをシステムに登録し、梱包のルールを現場のスタッフや代行業者とすり合わせます。商品をしっかり保護することと、箱を開けた時のブランド体験のバランスを整えましょう。

現場の作業を振り返り、改善する

実際に出荷作業を始めてみたら、バーコードでの二重チェックを取り入れたり、作業しやすいように棚の配置を変えたりと、日々工夫を重ねていきます。本格的に自動化ツールなどを導入するのは、作業の基本が安定してから費用対効果を見て判断するのがおすすめです。

まとめ

最初から完璧を目指さず、課題を一つずつクリアしながらテストを重ねていくことが、失敗しない物流立ち上げのコツです。

日々の運用状況を見直していくことで、発送の手間は必ず減らすことができます。次々と入ってくる注文を笑顔で迎えられる体制を、今日から少しずつ作っていきましょう。

<ご注意>本記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。関連アプリ、配送会社の仕様・料金等は予告なく変更される場合がありますので、最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

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