Amazonで商品を売るなら、購入者が検索した際に商品を見つけやすくする「キーワード設定」が欠かせません。
しかし、「どこにどうやって入れればいいのか」「記号で区切るべきなのか」など、具体的な入力ルールに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
基本のルールを知って正しく最適化するだけで、商品の見つかりやすさが大きく向上します。
この記事では、検索にヒットしやすくなるキーワードの正しい入れ方と、効果的な選び方のコツを解説します。
検索キーワード設定の基本:入力場所と公式ルール

Amazonの検索キーワードは、商品ページの表側には見えない裏側の設定です。
まずは、どこに入力して、どのような公式ルールを守ればいいのかを確認しましょう。
設定箇所と「バイト数」制限についての注意点
キーワードは、セラーセントラルの「在庫」タブから「在庫管理」を開き、該当商品の「詳細の編集」をクリックして、「キーワード」タブ内の「検索キーワード」ボックスに入力します。
ここで最も注意したいのが、キーワードの長さは500バイト未満(ファッションカテゴリーは250バイト未満)に制限されているという点です。
単語と単語の間はすべてスペースで区切ります。「;」や「:」、「-」などの記号を入力する必要はありません。
規約違反となるNGキーワードと除外すべき語句
Amazonのルール上、検索キーワードに入れてはいけない言葉や、入れる必要のない言葉が明確に定められています。
他社のブランド名やASINを含めることは規約違反となります。また、「新品」「セール中」「期間限定」といった一時的な表現や、「素晴らしい」「最安値」「最高」などの主観的な表現も使用してはいけません。
さらに、「a」「and」「the」「with」などのストップワードを入力する必要はありません。単数形と複数形はどちらか一方のみを入力し、同じ語句を繰り返し入力しないように注意しましょう。
効果的な検索キーワードの抽出・リサーチ手法

ルールがわかったら、次は検索キーワードボックスに設定する「検索されやすい言葉」を集めていきます。
サジェスト機能とカスタマーレビューの活用
Amazonの検索窓に商品名を入力した際に出てくるサジェスト候補は、実際にお客様がよく検索している言葉のリストです。
ここから、同義語や略語、別名などを拾い出します。綴りのバリエーションを含めるのは効果的ですが、意図的な誤字まで含める必要はありません。
また、商品レビューはお客様の自然な言葉の宝庫です。「梅雨の時期に便利」「小さめで使いやすい」といったリアルな用途や悩みの声も、キーワードの大きなヒントになります。
競合商品のページ分析を通じたキーワード抽出
検索結果の上位にいるライバル商品を見比べて、タイトルや箇条書きで繰り返し使われている言葉をチェックするのも効果的です。
ただし、他社の固有ブランド名は絶対に避け、自社の商品にも確実に当てはまる言葉だけをピックアップしましょう。無関係な言葉を入れても購入に繋がらず、検索アルゴリズムからの評価を下げる原因になってしまいます。
検索効果を最大化するキーワードの入力手順

キーワードが集まったら、入力です。限られたバイト数の中で効果を最大化する手順をご紹介します。
キーワードの重複排除とストップワードの削除
Amazonのガイドラインでは、検索キーワードのフィールドに同じ語句を繰り返し入力しないことが推奨されています。
「カラー」と「色」のような同義語は検索に役立ちますが、すでに商品タイトルに入っている単語を検索キーワード欄に何度も繰り返す必要はありません。
無駄な重複やストップワードを省くことで、より多くの新しいキーワードを入力するための貴重なバイト数を確保できます。
重要度・検索頻度に応じたキーワードの優先配置
キーワードを入力する際は、先頭付近に最も検索されやすい重要な言葉(商品の一般的な呼び名や用途など)を配置するのが基本です。
続けて、素材や機能などの特徴を配置し、細かなバリエーションや略語などは残りの枠に入れます。
すべて小文字で入力しても問題なく検索にヒットするため、大文字と小文字を神経質に使い分ける必要はありません。
保存前の最終確認とガイドライン照合
入力が完了したら、全体の長さが500バイト未満(ファッションは250バイト未満)に収まっているかを必ず確認しましょう。
あわせて、他社ブランド名や主観的なNGワードが混ざっていないか、単語がスペースで正しく区切られているかを最終チェックします。
ルール違反があるとASINが検索対象外になる場合があるため、問題がないことを確認してから保存を完了させます。
キーワード設定後の効果測定と継続的な改善

キーワードは一度設定して終わりではありません。実際の反応を見ながら少しずつ最適化していくことが売上アップの鍵となります。
ビジネスレポートを活用したアクセス状況の確認
設定からしばらく経ったら、ビジネスレポートで「ページビュー」と「購入率」を確認します。
アクセスが増えない場合は、設定したキーワードの検索需要が少なかったり、お客様の検索意図と商品が合っていなかったりする可能性があります。
パフォーマンスに応じたキーワードの入れ替えと最適化
効果が出ていない言葉を見つけたら、サジェストやレビューから拾った別の同義語やバリエーションに少しずつ差し替えてみます。
なお、Amazon側で「検索語句として不適切」と判断されたキーワードは検索に使用されないこともあります。定期的にレポートを確認し、効果の薄い言葉を入れ替えて様子を見るというサイクルを回すことで、検索から購入への繋がりが強くなっていきます。
まとめ
Amazonの検索キーワード設定は、公式のルールを守り、正しい場所へ適切に入力することがすべての基本です。
文字数ではなく「500バイト未満(ファッションは250バイト未満)」で管理し、単語と単語は記号ではなく「スペース」で区切ることを忘れないようにしましょう。
主観的・一時的なNGワードを避け、お客様が実際に使う同義語や略語を集め、重複なく入力するという手順を守るだけで、商品の見つかりやすさは大きく変わります。
この記事を参考に、自社商品の検索キーワードを見直し、アクセス数と売上の向上に繋げていきましょう。
<ご注意>本記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。Amazonの仕様・ガイドライン・ルール等は予告なく変更される場合があります。最新の情報は、必ず公式サイトやAmazonセラーセントラル等をご確認ください。
