「AmazonなどのECサイトで商品はよく見られているのに、1回あたりの客単価がなかなか伸びない…」とお悩みではありませんか?
そんな時におすすめなのが、関連商品を一緒におすすめする「クロスセル」という手法です。
この記事では、Amazonでの活用を想定しつつ、自社サイトなどでも応用できるクロスセル設定の基本と平均注文額をアップさせるコツを解説します。
どんなショップでも今日から実践できるステップにまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!
クロスセルの準備:まずは「一緒に売りたい商品」を決めよう

いきなりシステムの設定を始める前に、まずはどの商品でクロスセルを狙うかの作戦を立てましょう。
なんとなく組み合わせるのではなく、Amazonのビジネスレポートやアクセス解析データなどを見ながらアクセス数が多く、よく売れている看板商品を見つけるのが成功のコツです。
相性の良いアイテムを見つけるポイント
クロスセルで重要なのは、お客様が「それなら一緒に買っておこう」と思える理由があるかどうかです。
たとえば、メインの家電に対して、専用の消耗品や便利なアクセサリを提案するといった形です。まずは在庫と評価が安定している商品の中から、「これを買うなら、あれも必要だよね」という組み合わせを1つ決めてみましょう。
ネットショップで実践できる具体的なクロスセル設定

組み合わせが決まったら、実際の店舗ページにクロスセルの仕掛けを作っていきます。
ここでは代表的で効果が出やすいクロスセルを紹介します。
商品ページ内での関連商品アピールや比較表
お客様が商品を見ているそのページ内で、「こちらの商品もおすすめです」と見せるのが最も基本です。
Amazonの「A+コンテンツ(商品紹介コンテンツ)」の比較表などを活用し、お客様が他社ページへ離脱するのを防ぎつつ、ついで買いをアピールしましょう。商品ごとの互換性や違いが比較表などで一目でわかるように設定すると、より親切で効果的です。
セット販売やまとめ買い割引の活用
「AとBを一緒に買うと○%オフ」といった割引設定も、クロスセルの強力な武器になります。
また、Amazonの「バーチャルバンドル」のように、複数商品を1つのパッケージとして登録する「セット販売」もおすすめです。お客様がひとつずつカートに入れる手間を省き、少しお得感を持たせることで、購入を迷っているお客様の背中をポンと押してあげましょう。
クロスセルを成功させる「お客様心理」と提案のタイミング

クロスセルの成功率をさらに高めるためには、モールなどでもよく見られる「あと〇〇円で送料無料」といった条件を活用するのもおすすめです。
お客様には「せっかくなら送料を払うより、商品を買ってお得に済ませたい」という心理が働くため、送料無料ラインに届くような価格帯の「ついで買いしやすい商品」を用意しておくと、自然な流れで客単価を引き上げることができます。
購入の前後でアプローチを変える
提案するタイミングも非常に重要です。商品ページだけでなく、商品をカートに入れた直後や、決済前の画面で「買い忘れはありませんか?」と優しく問いかけるのも効果的です。
また、購入後のフォローメールや同梱物を使って、「次回使えるクーポン」と一緒に消耗品の買い足しを提案するなど、購入後も続くクロスセルの仕組みを作っておくと、リピート購入にも繋がりやすくなります。
選択肢を与えすぎない工夫
ただし、注意点として「おすすめのしすぎ」は逆効果になることもあります。
選択肢が多すぎると、お客様は選ぶことに疲れてしまい、最悪の場合は購入自体をやめてしまうことに繋がります。提案するアイテムは最大でも3〜5個程度に厳選し、お客様が迷わずに心地よくお買い物できる環境を整えることを最優先に考えましょう。
テストと効果測定で「勝ちパターン」を見つけよう

クロスセルの設定をした後は、「やりっぱなし」にせず効果を確認することが大切です。
複雑な分析は不要ですが、客単価がちゃんと上がっているか、そして利益が残っているかを定期的にチェックする習慣をつけましょう。
見るべき数字と改善のヒント
売上レポートなどを使って、施策の前後で平均注文額や購入率がどう変化したかを見比べます。
もし単価は上がっても購入率がガクッと落ちてしまった場合は、お客様が「どれを買えばいいか迷ってしまった」可能性があります。その時は、おすすめする商品を絞り込むなど、直感的にわかりやすい見せ方に改善してみましょう。
まとめ
この記事では、AmazonをはじめとするECサイト全般で使えるクロスセル設定をテーマに、関連商品を組み合わせるコツから、ページでの見せ方、広告の活用法までを解説しました。
まずは「一番売れている商品」と「一番相性の良い商品」の1ペアを選び、関連商品の表示やセット販売から試してみてください。
効果を見ながらうまくいくパターンだけを他の商品にも広げていくことで、着実に店舗全体の売上と客単価を育てていくことができます!
<ご注意>本記事の内容は一般的なECサイト運営におけるノウハウをまとめたものです。ご利用中のプラットフォーム(Amazon、楽天、自社サイト等)の仕様やガイドラインは予告なく変更される場合がありますので、最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
