サイバーレコード

Amazon

食品表示法からFBA要期限管理まで!Amazonで食品を出品する際の法規制と、安全な店舗運用のコツ

Amazonで食品を販売したいけれど、「法律が難しそう」「独自のルールがあって出品停止にならないか不安…」と感じていませんか?
食品の販売は、お客様の健康や安全に直結するため、一般的な商品と比べてクリアすべきハードルが少し高めです。食品衛生法や食品表示法といった「国の法律」に加えて、Amazonが定める「厳格な出品ガイドライン」の両方をしっかり守る必要があります。
この記事では、「Amazonで食品を安全に出品するための法規制とルール」について解説します!

まずは基本!食品販売に必要な許可と法律

契約と候補絞り込みの実務手順

製造や販売に必要な「営業許可」の確認

食品を販売するにあたって、まず確認すべきは保健所などの行政機関から必要な許可を得ているかという点です。
Amazonでも「正式な許可または免許なく製造された商品」の販売は固く禁止されています。
ご自身で食品を製造・加工する場合はもちろんですが、既製品を仕入れて小分けにしたり、特定の温度帯で保管したりするだけでも、営業許可や届出が必要になるケースがあります。「自社でどこまでの作業を行うのか」を明確にし、まずは管轄の保健所へ事前に相談に行くのが安心の手順です。

食品表示法などの「ラベルの決まり」

消費者向けの食品には、ルールに則った「食品表示ラベル」を貼ることが義務付けられています。
名称、原材料名、添加物、内容量、賞味・消費期限、保存方法、製造者や販売者の情報などを漏れなく記載しなければなりません。
Amazonの審査でも、「食品衛生法や食品表示法などに適合した表示が適切になされているか」は厳しくチェックされます。商品ページに成分を書いておけば良いというわけではなく、必ず「現物のパッケージ」に法定表示があることが大前提となりますので注意しましょう。

Amazonならではの厳格な出品ルールをチェック

まとめ

国の法律をクリアしていても、Amazonのガイドラインに違反していると出品停止やアカウント停止のリスクがあります。セラーセントラルで明確に禁止されている主な商品をしっかり把握しておきましょう。

Amazonで「売ってはいけない食品」とは?

Amazonでは、お客様の安全を守るため、品質が劣化しやすいものや特定の商品の販売を禁止しています。
例えば、輸送日数の範囲内で腐敗・変質してしまうような保存期間が短い食品や、商品パッケージに通気口があり、輸送中に破裂する恐れのあるものは出品できません。
また、生態系保護などの観点から、クジラ肉、イルカ肉、サメ肉およびその加工品も出品が禁止されています。さらに、海外から輸入する食品についても、日本の法令に適合しないものや、家畜伝染病予防法で輸入が禁止されている地域からの肉類・畜産物は厳しく制限されています。

お酒・お肉・特別用途食品などの個別ルール

特定のカテゴリに属する食品には、さらに細かいルールが設定されています。
酒類を販売する場合は「酒類販売免許」が必須となりますし、牛肉(特定牛肉)を販売する場合は、牛トレーサビリティ法に基づいて、個体識別番号や荷口番号を正しく表示しなければなりません。牛レバーを販売する際は、必ず商品詳細ページに「加熱用」である旨を記載する必要があります。
また、健康に関する商品では、許可を受けていないのに「経口補水液」などの特別用途食品であるかのように誤認させる表示は禁止されています。お客様に誤解を与えない、根拠のある正しい表現を心がけましょう。

出品ページ作成と発送の注意点

配送業者との契約とシステム連携準備

ページ情報とラベルの情報をピタリと合わせる

商品ページを作成する際、もっとも大切なのは「現物のラベル」と「商品ページの説明」を完全に一致させることです。
原材料やアレルゲン情報、内容量などに少しでもズレがあると、お客様からのクレームに繋がり、Amazonの審査にも引っかかりやすくなります。
メイン画像には白背景の実物パッケージ写真を使い、サブ画像として「裏面の成分表示ラベル」がはっきり読める写真を掲載すると、お客様の安心感が高まり、購入前の問い合わせもグッと減らすことができます。

賞味期限の管理と「要期限管理商品」

食品をAmazonの倉庫から発送する「FBA(フルフィルメント by Amazon)」を利用する場合、食品は「要期限管理商品」という特別な扱いになります。
当然ですが、賞味期限・消費期限が切れた商品や、購入者に届いた時点で期限切れとなる商品は販売禁止です。
FBAに納品する際は、外箱から明確に期限が読み取れるようにルールに従ってラベルを貼る必要があります。「期限まで残り〇日以上」という納品ルールが厳格に定められているため、賞味期限が短い商品は、FBAを使わずに自社から直接発送するなど、商品に合った発送方法を選ぶことが運用を安定させるコツです。

まとめ

Amazonでの食品販売はルールが多く大変に感じるかもしれませんが、それらはすべて「お客様に安全で美味しいものを届けるため」に用意された大切な仕組みです。
まずは自社に必要な許可を保健所で確認し、食品表示法などの法律を満たしたパッケージを用意すること。そして、Amazon独自の出品禁止リストや要期限管理のルールをしっかり守ることが成功への近道となります。
ルールを正しく理解して味方につければ、Amazonの圧倒的な集客力は大きな武器になります!
一つずつ要件をクリアして、素敵な商品をたくさんのお客様に届けていきましょう。

<ご注意>本記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。食品関連の法令や、Amazonの出品ガイドラインは更新される場合がありますので、出品前には必ずAmazonセラーセントラルの最新ドキュメントをご確認ください。

Visited 6 times, 1 visit(s) today

ご依頼やご相談、弊社のサービス内容に関してなど、
お気軽にご連絡ください。

Contact