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勝ちパターンを見つける!Amazon売上アップのためのSNS流入経路分析方法を解説

SNSで商品を宣伝しても、「Amazonの売上のうち、どれがSNS経由なのかわからない」
また「InstagramとX(Twitter)、どちらが売上に貢献しているの?」といった疑問を持つことはありませんか?
通常、Amazonの管理画面だけでは「外部のどこから来たか」までは詳しくわかりません。
この記事では、SNSからの流入経路をはっきりと見える化し、「どの投稿が売上を作ったか」を分析するための仕組みと手順を解説します。
「なんとなく」の運用を卒業し、数字に基づいた分析ができる体制を作りましょう。

分析を始めるための土台づくり

準備:Amazon側と計測前に確認すること

なぜ「ブランド登録」が必要なのか

正確な分析を行うためには、まずAmazonに「自社ブランドの所有者である」と認められる必要があります。
これがAmazonブランド登録(Brand Registry)です。
この登録が済んでいないと、外部からのアクセスを追跡する専用ツールが使えません。
まずは社内の権限を確認し、ブランド名と商品ページの情報が正しく紐付いているかチェックしましょう。

もし未登録の場合は、分析を始める前の最優先事項として対応してください。
ここが整うことで、商品ページの表現力も上がり、SNSから来たお客様を逃しにくくなります。

分析の鍵となる「Amazon Attribution」とは

「Amazon Attribution(アトリビューション)」とは、Amazonの外(SNSやブログなど)から来た人が、商品を見たり買ったりした動きを計測する公式機能です。
これを使うと、例えば「インスタのストーリーから5個売れた」「Xのポストからは1個も売れなかった」といった事実が判明します。
利用可能かどうかは、セラーセントラルのメニューに「広告」>「効果測定」という項目があるかで判断できます。

分析前に整理すべき情報

まずは「注力したい商品(ASIN)」と「在庫状況」を確認してください。
特に在庫切れは注意してください。「クリックはされたのに在庫切れで買えなかった」というデータが混ざると、投稿の効果が正しく評価できないからです。
まずは在庫が揃っている主力商品1〜2点に絞ってスタートするのが成功の秘訣です。

経路を見分ける「専用リンク」の作り方

SNSで獲得し、早期解約を防ぐ運用

投稿ごとに「目印」をつけるイメージ

分析の基本は、SNSの投稿に貼り付けるURLを「計測用リンク」に差し替えることです。
通常のAmazonの商品ページURLをそのまま貼っても、Amazon側は「どこから来たか」を区別できません。
Attributionの管理画面で、「Instagram_春キャンペーン_商品A」のように名前をつけてリンクを発行します。
これを貼ることで、そのリンクを経由したアクセスだけを個別にカウントできるようになります。

SNSや掲載場所ごとにリンクを分ける

「SNSからの売上」とひとくくりにするのではなく、細かく分けるほど分析の精度が上がります。
例えば同じInstagramでも、「プロフィール欄」と「ストーリーズ」ではリンクを分けましょう。
「プロフィールからはよく見られているが、ストーリーズからは買われていない」といった違いが見えれば、画像の作り方を変えるなどの対策が打てるでしょう。

リンク短縮は慎重に

長いURLを短縮サービスなどで短くする場合、注意が必要です。
URLの後ろについている計測用の記号(パラメータ)が消えてしまうと、データが一切取れなくなります。
「計測が途切れないこと」が最優先です。
まずは短縮せずにそのまま投稿してみて、データが取れるかテストすることをおすすめします。
もし短縮する場合は、必ずご自身のスマホでクリックし、Amazonの商品ページまで正しく遷移するか確認してください。

集まったデータの読み解き方

SNSとマイクロインフルの低コスト検証

まずは「クリック」と「購入」の関係を見る

リンクを貼って数日が経ったら、Attributionのレポートを見てみましょう。
見るべきポイントはシンプルです。

  • クリック数:どれだけの人が興味を持ってAmazonに来たか
  • 購入数:そのうち何人が実際に買ったか

まずはこの2つの数字を見て、「増えたか、減ったか」の傾向をつかむだけで十分です。

数字から課題を特定する

数字の組み合わせで、打つべき対策が変わります。

パターンA:クリックが少ない
SNS上の画像や文章が魅力的でない可能性があります。
「Amazonで見る」などの言葉を添えたり、画像の1枚目をインパクトのあるものに変えたりしましょう。

パターンB:クリックは多いが、購入されない
SNSでの期待と、実際のAmazonページにギャップがあります。
「価格が高い」「レビューが悪い」「在庫がない」などが原因です。
この場合はSNSではなく、Amazonの商品ページ(画像や説明文)を改善する必要があります。

有料広告と通常の投稿を区別する

SNS広告(有料)を出している場合、ROAS(費用対効果)も重要な指標です。
「1万円の広告費で、何万円の売上があったか」を見ます。
一方で、通常の投稿(オーガニック)はお金がかかっていないので、純粋に「数」を追いかければOKです。
これらを混ぜて考えると判断を誤るため、「お金をかけた施策」と「無料の施策」は分けてレポートを見るようにしましょう。

継続的に改善するためのコツ

実行 クーポン作成と投稿フロー

週に一度のチェック習慣をつける

スプレッドシートなどに「日付・SNS名・クリック数・購入数」を記録しておくと、変化に気づきやすくなるでしょう。
「先週投稿を変えたら、クリック率が倍になった」といった発見の積み重ねが、売上アップへの近道です。

うまくいかない時のチェックリスト

計測数値がおかしいと感じたら、以下の順で原因を探ってみましょう。

  • リンクの設定ミス(パラメータが消えている)
  • アプリ内ブラウザの不具合(特定のアプリだけ飛ばない)
  • 在庫切れや価格設定のミス

特に多いのが、「リンクを使い回してしまい、どの投稿の効果かわからなくなる」ケースです。
面倒でも、新しいキャンペーンや投稿をする際は、新しくリンクを発行するルーティンを心がけましょう。

まとめ

Amazonへの流入経路分析は、「自社の商品は、どのSNSの、どんな見せ方と相性が良いのか」を知ることがゴールです。
準備(ブランド登録・Attribution)を整え、実行(専用リンクの発行)をし、分析(クリックと購入の比較)を繰り返す。
このサイクルを回すことで、感覚に頼らない確実な売上アップの道筋が見えてきます。

<ご注意>本記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。Amazonの仕様・ガイドライン・ルール等は予告なく変更される場合があります。最新情報は、必ず公式サイトやAmazonセラーセントラル等でご確認ください。

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