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月間500件が分岐点!自社出荷を外注するタイミングと失敗しないための判断基準

自社出荷の件数が増えてきて、「そろそろ外注した方がいいのかな?」「でも、どのタイミングで切り替えればいいんだろう?」と悩んでいませんか。
この記事では、自社出荷から外注へ切り替えるベストなタイミングと、その判断基準をお伝えします。
出荷件数ごとの目安や、移行に向けたステップも紹介しますので、日々の出荷業務に追われてお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

切り替えるべき「タイミング」のサイン

自社出荷から外注へ切り替えるタイミングのサイン

「毎日忙しいけれど、まだ自社で頑張れるかも…」と迷う時期こそ、感覚ではなく数字や現場の状況を見てタイミングを図ることが大切です。
まずは、今の自社出荷の状況に、外注化のサインが出ていないかチェックしてみましょう。

こんな悩みが増えたら外注のタイミング

現場で以下のような状況が目立ってきたら、外注を検討し始めるベストな時期かもしれません。
例えば、当日出荷のルールが守れなくなったり、1日の出荷件数が50件を超えて、残業や他の部署からの応援が当たり前になっていたりしませんか。
また、お客様から「商品が届かない」「違うものが届いた」といった誤出荷に関するお問い合わせが増え始めたら要注意です。スタッフの負担が限界に近づいているサインと言えます。

判断の決め手となる指標

出荷件数が月間500件未満のうちは自社で対応できることも多いですが、物流にかかる費用の割合が売上の10〜15%を超えてきたら、明確な見直しのタイミングです。
また、現場の稼働率が常に8割を超えていたり、誤出荷率が2%を上回ったりしている場合も、今の体制が限界に来ている証拠です。「これ以上は売上アップの足かせになる」と感じた時が、切り替えのサインになります。

隠れたコストと課題の見直し

隠れたコストと課題を見直す

外注化のタイミングを測るには、今の自社出荷にどれくらい「見えないコスト」がかかっているかを知ることも大切です。
目に見える配送料や資材費だけでなく、作業にかかる時間や人件費も紐解いてみましょう。

見落としがちな「隠れコスト」とは?

自社出荷と外注を比較する際に差が出やすいのが、この「隠れコスト」です。
返品対応にかかる手間や、誤出荷してしまった時の再梱包・再発送費、スタッフの残業代などは、想像以上に利益を圧迫します。
これらは実質的な物流コストの2〜3割を占めることも珍しくないため、今のタイミングで一度しっかり計算してみることをおすすめします。

業務の連携不足も切り替えのきっかけに

梱包スペースが足りない、商品を探すのに時間がかかるといった物理的な悩みに加えて、在庫と出荷のシステム連携がうまくいっていない場合も、外注を考える良いタイミングです。
手作業での在庫管理は欠品や二重販売といった致命的なミスにつながりやすいため、自動連携できる外部のシステムに任せることで、驚くほど業務がスムーズになります。

外注に踏み切るタイミングと費用の目安

外注に踏み切るタイミングと費用の目安

実際に外注を考えるタイミングで、一番気になるのが「いくらかかるのか」という費用面です。
近年はドライバー不足や燃料高で運賃が変動しやすいため、必ず最新の見積もりで判断しましょう。

見積もりをもらう時にチェックしたい項目

業者にお願いする時は、保管料、入出庫の作業料、配送運賃、梱包資材費をそれぞれ分けて出してもらうのがポイントです。
初期費用や月額のシステム料、最低利用料なども忘れずに確認しましょう。都市部の倉庫は郊外よりも賃料が高くなりやすい点も考慮して、ゆとりのあるタイミングで予算を組むと安心です。

【件数別】外注化のタイミングとコスト目安

ここでは「常温・小型〜中型・壊れ物ではない・国内」の商品を想定した目安をご紹介します。

  • 〜月500件:作業・保管費で5〜10万円程度(まだ自社運用も検討できる時期)
  • 500〜2,000件:そろそろ外注のタイミング 10〜30万円(1件あたり作業代・資材費200〜400円目安+別途運賃)
  • 2,000〜5,000件:30〜50万円以上(+別途運賃)
  • 5,000件超:ボリュームディスカウントが効きやすい時期

上記の「200〜400円」はあくまで作業費と資材費の目安であり、配送料は別途かかる点にご注意ください。
件数が増えてきたタイミングで3社以上の見積もりを取り、自社の「1件あたりの実質コスト」と比較することが、一番確実な判断方法です。

失敗しない移行ステップと業者選び

まとめ

「よし、外注しよう!」とタイミングが決まったら、小さく始めて、確実に進めていくのが失敗しないコツです。
現場がパンクする前の、少し余裕があるタイミングで準備を始めるのが理想的です。

準備とテスト運用でスムーズに切り替え

まずは、今の出荷の締め時間やラッピングのルールなどを文書化し、直近の出荷データなどを整えます。
次に、候補の業者で小規模なテスト運用を行ってみましょう。
ミスなく出荷できているか、システムが連携できているかをこのタイミングでしっかり確認することで、本格移行時のトラブルを防げます。

業者選びで妥協してはいけないポイント

外注先を選ぶ時は、カートシステム等との自動連携ができるか、スムーズな返品処理を行ってくれるか、商材に合った管理体制があるかを必ずチェックしてください。
また、セールなどの繁忙期にどこまで対応してもらえるか、追加料金が発生する境界線などの細かいルールも、契約のタイミングでしっかり話し合っておくとお互いに安心です。

まとめ

「現場の残業が増えた」「誤出荷が多くなった」「物流費が売上の10%を超えた」といったサインが出たら、それは外注を考えるタイミングです。
まずは自社の1件あたりのコストを計算し、現場の状況を数字で把握することから始めてみましょう。

物流コストの相場も変動しやすいため、タイミングを逃さず、複数の業者から最新の見積もりを取って比較することが大切です。
自社にぴったりのパートナーを見つけて、中長期的に安定したEC運営を目指していきましょう。

<注意>本記事は執筆時点の情報に基づいています。物流業界は各社の仕様や料金が頻繁に改定されるため、ご検討のタイミングで必ず最新の公式情報をご確認ください。

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