楽天ショップを運営していると、「毎月の限られた広告費を、どう使うのが一番効果的なんだろう?」と頭を抱えることはありませんか。
とくに、「楽天内の広告(RPPなど)」と「InstagramやGoogleなどの外部広告」、どちらに予算を重点的にかけるべきかという悩みは、多くの店舗が一度はぶつかる壁です。
どちらも集客には欠かせない施策ですが、実はそれぞれ「得意なこと」や「お客様の動き」がまったく違います。
この記事では、楽天広告と外部流入の比べ方や、効果を測るための基本ルールを解説します!
「なんとなく広告を出している…」という状態から抜け出して、自信を持って予算配分ができるよう、基礎から一緒に確認していきましょう。
楽天広告と外部流入、それぞれの強み

楽天内広告(RPPなど)は「買う気満々」の人に強い
楽天内で検索している人は、すでに「何か買おう!」とお財布の紐が緩んでいることが多いです。
そのため、楽天内広告は購入につながりやすいのが最大のメリットです。
ただし、楽天にアクセスしていない人にはアピールできないため、新しいお客様の層を大きく広げるのには少し時間がかかることがあります。
外部流入(SNSやGoogle広告など)は「新しい出会い」を作る
一方で外部からの流入は、まだお店を知らない「未来のお客様」に広く知ってもらうのが得意です。
具体的な使い分けとして、InstagramやFacebookなどのSNS広告は、写真や動画を使って「直感的に欲しいと思わせる」のに向いています。
また、Google検索などの広告は「楽天外でその商品を探している熱量の高い人」へPRするのに効果的です。
ただし、楽天内と比べると「ちょっと見てみただけ」の人が多くなりがちで、短期的な費用対効果が合いにくいケースもあるのが注意点です。
成果を正しく比較するための「計測ルール」づくり

どちらに広告費を使うべきかを比べるには、同じ「物差し」を使うことが大切です。
基準がブレてしまうと、「外部広告の管理画面では売れていることになっているのに、楽天RMSでは売上が増えていない…」といった混乱が起きてしまいます。
成果の判断は「楽天RMS」に合わせるのが鉄則
外部の広告ツールの数字は参考程度にし、最終的な売上やROASの判断は、楽天RMSの数字を基準にするといいでしょう。
税別・税込の扱いや、クーポン値引き後の金額など、計算のルールをあらかじめ社内で統一しておきましょう。
予算はどう分ける?テストと見直しのコツ

計測の準備ができたら、実際にどちらがお店に合っているかテストしてみましょう。
いきなり予算を移すのではなく、少額で様子を見るのが失敗しないコツです。
「同じ時期」に少額でテストしてみる
季節やイベント、お買い物マラソンなどによって売れ行きは変わるので、比較するときは「同じ期間」で並べて比べるのが基本です。
まずは楽天広告と外部広告に少しずつ同じ予算を割り当てて、「クリック数」「かご投入数」「実際の売上」がどう動くかを観察してみましょう。
具体的な予算配分のイメージ
たとえば、毎月の広告予算が10万円あるとします。
最初は「楽天内広告に8万円、外部広告に2万円」といったように、ベースとなる楽天側の売上をしっかり確保しつつ、外部への種まきを小さく始めるのがおすすめです。
テスト期間が終わって「外部広告から新規のお客様が安定して獲得できているな」と手応えを感じたら、外部への配分を3万円、4万円と少しずつ増やしていくと、より安全に運用できます。
外部から売れない時のチェックポイント
もし「アクセスはたくさんあるのにRMSで売上が立たない」という時は、お客様がページを見て離脱している可能性があります。
「広告の写真」と「楽天の商品ページ」の雰囲気がズレていないか、スマホで見やすい文字の大きさになっているかを優先して見直してみてください。
ROASだけでなく「新しいファン作り」の視点も
短期的な売上だけを見ると、どうしても楽天内広告のほうが優秀に見えがちです。
しかし、外部流入には「新しいお客様」を連れてきてくれるという大切な役割があります。
少し長い目で評価することも忘れないでください。
まとめ
楽天広告と外部流入は、どちらかが絶対に優れているというわけではありません。
「今すぐ買いたい人」を逃さない楽天内広告と、「未来のお客様」に出会える外部広告。
この2つを、お店の状況や目的に合わせてバランス良く連携させることが、売上の最大化に繋がります。
いきなり大きな予算を動かす必要はありません。
テストを繰り返しながら、お店にぴったりの集客バランスを見つけましょう!
<ご注意>本記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。
楽天の仕様・ガイドライン等は予告なく変更される場合がありますので、最新の情報は必ず公式サイトやRMS上でご確認ください。
