サイバーレコード

楽天

負担を減らして質を上げる!楽天カスタマーサポート外注の選び方と品質を守る運用術

楽天ショップを運営していて、カスタマーサポートを外注したいけれど「対応がバラつきそうで心配」「クレームが増えたらどうしよう」「ショップの信頼を保てるかな」と不安に感じていませんか。
外注は負担軽減や対応の安定化につながりますが、安心して任せるにはいくつかの工夫が必要です。
この記事では、業者の選び方や伝え方、日々のチェック方法、対応品質を保つための改善サイクルまで、
初心者にも分かりやすくやさしい言葉で解説します。
正しい準備と小さなルールづくりで、お客さまの信頼を守りながら安心して外注できるよう一緒に進めていきましょう。

現状の整理と課題の可視化

現状の整理と課題の可視化

迷いが出やすい場面の把握

まずは現場の状況を落ち着いて見直します。
返事が遅れやすい時間帯、担当者によって言い回しが変わる場面、複数チャネルで追い切れない瞬間など、
対応がぶれやすいポイントを具体的に洗い出しましょう。
レビューの低下が続くときは「いつ・どの商品・どの理由で」低評価が集まるかを記録します。
直せるところを特定すれば、外注先へ期待を伝えやすくなります。

早期に集めるべき数字

感覚ではなく数字で全体像を整えるのが近道です。
RMSから抽出できる基本の数字を押さえ、初回返信時間未解決率を軸に現状を可視化します。
具体的には、時間帯・曜日別の問い合わせ件数、初回返信の平均と最大の遅れ、
質問カテゴリの比率と代表例、低評価レビューの主要理由などを整理しましょう。
RMSは仕様が更新されやすいため、抽出手順は導入前に最新画面で必ず確認しておきましょう。

データから見える伸びしろ

数字を並べると、夜間や繁忙期に負担が集中しているなどの傾向が見えてきます。
ここでのおすすめは、よくある質問の一元化優先チャネルの明確化
外注前に土台を整えておけば、初日からの品質が安定します。
「どの質問は即回答」「どれは店に回す」を先に決めると運用が楽になります。

原因の紐解きと期待値の調整

SKUプロジェクトに合わせてデータを整える

社内オペレーションの壁

回答例が散在している、判断基準が人によって違う、最新の在庫・配送情報が共有されていない
――これらは外注の前に解ける内側の壁です。
FAQ一元化判断基準表(値引き・再送・返品)を作り、誰が見ても同じ対応になる状態を作りましょう。
基準が整っていれば、外注先の立ち上がりも早くなります。

外注・システム側の落とし穴

RMS権限の付与は最小限から始め、拡大は実績を見て段階的に。
楽天に不慣れな業者を選ぶと手戻りが増えるため、RMS操作の実績は必ず確認します。
料金は件数課金と月額固定で変動の仕方が違うため、繁忙期のコスト見通しを事前に試算しておきましょう。
「連携不足による二重対応」は最初に潰すべき落とし穴です。

外注で任せる範囲と任せない範囲

外注に効果的な領域は、24時間の一次対応定型質問の均質回答レビュー初動傾向分析の報告です。
一方で、商品方針の決定や例外的な高難度クレームの最終判断、物流の遅延解消などは店舗側の役割です。
一次対応は外注、最終判断は店舗という線引きが混乱を防ぎます。

準備フェーズ:方針・ルール・コストを整える

準備フェーズ:方針・ルール・コストを整える

ゴールとKPIの設計

目的は「早く・漏れなく・ぶれなく」。
そのために、初回返信時間未解決率エスカレーション比率低評価への対応率を主要KPIとして明文化します。
週次は運用点検、月次は改善提案、四半期は大きな見直しで、
少数の施策を試し、効果が出たものを広げる流れを固定化しましょう。

現行フローと情報の整備

問い合わせの流れを図にし、よくある質問は短い言い回しでまとめます。
さらに、判断基準表(値引き・再送・返品条件)と優先チャネル(例:メッセージ>メール>電話)を先に確定。
RMSのアクセスは必要最小限から始め、操作範囲を絞るのが安全です。
土台が整っていれば、外注先は最初の日から同じ品質で動けます。

予算とコストの見通し

外注費は範囲と時間帯で大きく変わります。
初期費用、月額費用、件数課金の違いを比較し、繁忙期のピークを想定した試算を準備します。
迷ったら、複数社の見積もり段階導入でリスクを分散。
「まずは夜間と定型だけ」から始めると無理がありません。

業者選定と導入設計

業者選定と導入設計

候補の集め方と比較軸

候補は楽天のRMS-Service Square掲載を起点に集め、以下のポイントで比較します。
まず「楽天・RMSの運用実績と事例」を確認し、「対応時間帯とバックアップ体制」の堅牢さをチェック。
さらに「品質チェックと教育の仕組み」の有無や、「可視化される指標とレポート例」を提示してもらいましょう。
業務範囲・RMS権限・費用の「線引き」を最初に確認しておくと後のズレを防げます。

契約・SLAと責任分界

契約にはSLA(サービスレベル)を明記し、初期応答時間、完了目安、
エスカレーションの基準と連絡手段、定期報告の頻度、緊急連絡の手順を固定します。
返品・交換の案内は外注、実作業は店舗など、責任分界を文章で明確に。
曖昧さを残さない契約がトラブルを最小化します。

連携・テスト・教育の進め方

RMS権限は小さく始め、商品知識と対応例をまとめたマニュアルで教育します。
試運用は夜間や定型領域から段階的に拡大し、二重対応防止の仕組み(担当範囲の明記、引き継ぎルール)を先に決めます。
物流遅延の案内は外注化できても、出荷や返品の実作業は物流側と分けるのが安全です。

運用開始後の改善サイクル

運用開始後の改善サイクル

モニタリングと品質チェック

定期的に対応サンプルを抽出し、言い回し、正確さ、配慮の視点で確認します。
可能なら簡易の満足度調査を回し、良い一言を共有・標準化。
判断に迷いやすい事例はまとめて、翌週の教育に反映させます。
「見える化」と「やさしい振り返り」を習慣化することが品質維持の近道です。

KPIレビューと改善の回し方

週次で初回返信時間未解決率、月次で傾向分析と改善案、四半期で方針見直し。
施策は一度に増やさず、小さく試して、効果のあるものだけ広げるのが効果的です。
レビュー対応のテンプレートも定期改訂し、言い回しの揺れを抑えます。

段階的拡大とコスト最適化

最初は夜間と定型対応、次にレビュー初動、最後に繁忙期の広い時間帯へという順で拡大します。
FAQ更新商品ページ改善で問い合わせ自体を減らし、外注費の伸びを抑制。
上限コストと増員条件を事前合意しておけば、急な費用膨張を防げます。

まとめ

外注は「任せきり」にする仕組みではなく、店の良さを保ちながら対応を安定させるための手段です。
現状を数字で可視化し、原因を整理し、任せる範囲と店で決める範囲を明確にする。
ゴールと基本の言い回しを共有し、楽天に慣れた先と段階的に始める。
運用後は見える化と振り返りを重ね、良かった一言を積み上げる。
これだけで、ばらつきやクレームの不安は小さくできます。

迷ったら「FAQを1か所に集める」と「初回返信時間と未解決率を見る」の2つから。
小さな一歩で、24時間の安心対応をあなたのショップらしさのまま育てていきましょう。

<ご注意>本記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。楽天(RMS)の仕様・ガイドライン・手数料などは予告なく変更される場合があります。最新情報は必ず楽天の公式ヘルプや店舗運営Navi等でご確認ください。

Visited 10 times, 1 visit(s) today

ご依頼やご相談、弊社のサービス内容に関してなど、
お気軽にご連絡ください。

Contact