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低評価を防ぐ!楽天の不良品対応マニュアルと迷わない「型」の作り方

楽天店舗を運営していて、「不良品の連絡が来るとドキッとする」「対応に時間がかかって他の作業が止まってしまう」と悩んでいませんか。慣れないうちは焦ってしまうものですが、実はあらかじめ「型」を決めておくだけで、気持ちも作業も驚くほど楽になります。

この記事では、初心者の方でも安心して取り組めるよう、不良品対応の準備から解決までの流れを、実務のポイントを交えてやさしく解説します。

結論

対応のバラつきをなくすには、「方針・役割・記録」の3つを整えるのが近道です。 「返品受付番号(RMA)」を使って情報を整理し、スタッフ全員が同じ基準で判断できる「あんちょこ(基準表)」を用意しましょう。これで、お客様をお待たせすることなく、低評価のリスクもしっかり防げるようになります。

まずは準備から:方針と役割を決めておく

「どこまで対応するか」の基準づくり

毎回「どうしよう?」と迷う時間をなくすために、お店としてのルール(ポリシー)を明文化しておきましょう。以下のポイントを会社概要やガイドページと揃えておくと、お客様との認識ズレを防げます。

  • いつまで受け付けるか:到着後7日以内、未使用に限るなど。
  • 送料は誰が持つか:お店のミス(不良・誤送)は店負担、イメージ違い等は客負担が基本。
  • 在庫がない時はどうするか:返金にするか、入荷待ちを提案するか。

特に注意したいのが、「レビューを修正してくれたら対応します」といった条件付けや、評価への直接的な言及は楽天のガイドライン違反になる点です。ここはスタッフ全員で「絶対にNG」と共有しておきましょう。

「誰が何を判断するか」の役割分担

少人数での運営でも、役割を意識するとスムーズです。「一次窓口」は聞き取りと写真の確認まで、「検品担当」は現物のチェック、「承認者」は返金や例外対応の決裁、と分担をイメージします。「迷ったらこの人に聞く」というルートが決まっているだけで、現場の安心感は大きく変わります。

「返品受付番号(RMA)」で情報を迷子にしない

メール、電話、現物、写真…と情報が散らばらないよう、案件ごとに「返品受付番号(RMA)」を発行するのがおすすめです。「日付+連番(例:20260108-01)」のような簡単なもので構いません。これをやり取りのメールや返送伝票に書いてもらうだけで、後から履歴を追うのが格段に楽になります。

全体の流れと「判断の目安」

迷わないための標準フロー

対応は以下のステップで進めるとスムーズです。

  1. 受付・確認:お客様からの連絡を受け、写真などで状況を把握する。
  2. ご案内:交換か返金かを決め、返送先や手順を伝える。
  3. 受領・検品:戻ってきた商品を確認し、原因(店側か客側か)を確定する。
  4. 解決・報告:交換品を送るか返金処理を行い、完了メールを送る。
  5. 記録:再発防止のために原因をメモして終了。

「こんな時はどうする?」判断の目安表

よくあるパターンごとの対応基準を表にしておくと、新人スタッフさんでも落ち着いて判断できます。

状況原因の例基本の対応
配送中の破損箱つぶれ、水濡れ写真を確保し、配送会社へ連絡。お客様にはすぐに良品を交換発送
初期不良動かない、汚れ在庫があれば即交換、なければ返金をご案内。
誤出荷・不足商品違い、部品不足不足分をすぐに発送。間違った商品は着払いで回収。
お客様の過失落下、使い方の誤り保証対象外であることを丁寧に伝え、修理や部品購入を案内。

お客様対応のポイント:安心感を届ける

最初の返信で「聞くこと」と「伝えること」

最初のメールで往復を減らすことが、お互いの負担を減らします。テンプレートには以下の要素を盛り込みましょう。

  • まずはお詫び:ご不便をおかけしたことへ、誠実にお詫びします。
  • 情報の確認:注文番号と、詳しい状況、そして不具合箇所の写真をお願いします。
  • ご希望の確認:交換が良いか、返金が良いか、希望を伺います。
  • 次のステップ:確認後、どういう対応になるかの見通しを伝えます。

返送のご案内は「具体的」に

商品が戻ってくる際に破損が増えないよう、梱包方法は具体的にお伝えしましょう。「緩衝材で包んでください」「付属品も一緒に入れてください」と一言添えるだけでトラブルが減ります。また、伝票やメモに返品受付番号(RMA)を書いてもらうようお願いすると、到着時の確認作業がスムーズになります。

商品が戻ってきたら:検品と完了処理

到着直後のチェックが大切

荷物が届いたら、開封する前に外箱の状態(つぶれや濡れがないか)を確認しましょう。開封後は、商品本体だけでなく、付属品や保証書が揃っているかをチェックします。この段階で写真を撮っておくと、万が一の配送事故や、お客様の申告と状態が違った際の証拠になります。

検品写真の撮り方ルール

誰が撮っても状況がわかるよう、簡単なルールを決めておきましょう。

  • 全体とアップ:商品の全体像と、不具合箇所(アップ・別角度)を撮影。
  • サイズ感:キズの大きさがわかるよう、定規やペンなどを添える。
  • ファイル名:「注文番号_RMA_状態」のように統一して保存。

完了報告までが「対応」です

検品が終わったら、速やかに交換品の発送や返金処理(楽天RMSでのキャンセル処理等)を行います。意外と忘れがちなのが、お客様への完了報告メールです。「手続きが完了しました」と一報入れるだけで、お客様の安心感はぐっと高まり、最後によい印象を残せます。

まとめ

不良品対応のコツは、「型」を作って迷いをなくすことです。 方針と役割を決め、フローを可視化し、初期連絡から完了までの流れを固定化しましょう。お客様には誠実に謝罪し、返送手順は明確に伝えること。検品は写真でしっかり記録し、基準を統一して対応すれば、評価の悪化を防ぎつつ、現場の負担も減らせます。

まずは、よくあるパターンの返信テンプレートと、返品受付番号(RMA)の導入から始めてみてください。小さな仕組みの積み重ねが、お店の信頼を守る大きな力になります。

<ご注意>本記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。楽天市場の仕様・ガイドライン・ルール等は予告なく変更される場合があります。最新の情報は、必ず楽天市場の公式サイトやRMS管理画面等をご確認ください。

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