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楽天店舗構築の正解はどれ?商材に合わせて選べる事例集と設計の鉄則

楽天で売れる店舗を作りたいけれど、「どんなデザインにすればいいか分からない」「成功しているお店の共通点が知りたい」と悩んでいませんか?
店舗構築は、単におしゃれなページを作ることではありません。自分の店が扱う商材やターゲット層に合わせて、最も買いやすい「売れる型(パターン)」を選ぶことが成功への近道です。

この記事では、楽天の成功店舗によく見られる3つの構築事例(モデルケース)を具体的に解説します。
「自分の店はどのタイプに近いか」をイメージしながら読み進め、効果実証済みのレイアウトや機能をそのまま取り入れていきましょう。

事例1:【食品・美容】単品突破の「LP一体型」

カニ、おせち、特定の美容液やサプリメントなど、「その商品」を指名買いで探してくるユーザーが多いジャンルで見られる事例です。
トップページを作り込むよりも、「商品ページそのもの」を店舗の顔として構築し、訪問者を逃がさないスタイルです。

この事例の構築ポイント

◎ファーストビュー(FV)でのシズル感
スマホでページを開いた瞬間に勝負が決まります。「美味しそう」「効きそう」と本能に訴えるため、文字よりも動画やGIF画像(湯気が立つ様子やテクスチャなど)を最上部に配置します。

◎縦長のランディングページ(LP)構成
「興味喚起 → 権威性(ランキング受賞歴) → 証拠(レビュー・成分) → オファー(限定価格)」という、通販の王道構成を1ページ内にすべて盛り込みます。
別ページに遷移させることなく、スクロールだけで説得を完了させます。

◎回遊させない「集中」設計
あえてサイドバーや他商品へのリンクを減らし、そのページ内で「カゴに入れる」ボタンを押させることに集中させます。選択肢を減らすことで、迷いを断ち切る狙いがあります。

「トップページは看板程度でOK。主力商品のページ充実度(画像・動画)に予算を全振りする」のが、このパターンの成功法則です。

事例2:【アパレル・インテリア】世界観重視の「ブランド型」

商品の機能スペックよりも、「雰囲気」や「ライフスタイル」を売るジャンルの事例です。
ごちゃごちゃした楽天特有の賑やかなデザインを排除し、雑誌のような余白と統一感でファンを作ります。

この事例の構築ポイント

◎サムネイル画像のトーン統一
検索結果に並ぶ商品画像の背景色(白抜きか、グレーかなど)やトーン、文字フォントを厳格に統一します。店舗全体の世界観を整えることで、指名検索での再訪率を高めます。

◎「特集」バナーへの誘導
「春のコーディネート」「北欧風リビング」など、商品単体ではなく「テーマ」で商品を提案する特集ページへの導線をヘッダーやサイドナビに常設。
ウィンドウショッピングのような楽しさを提供します。

◎スマホでの「見やすさ」重視
かつてはPCページを楽天GOLDで作り込む手法が主流でしたが、現在はスマホトップページを充実させ、PCにも同じ内容を表示させる(共通化)手法も増えています。
大画面スライダーなどでブランドへの没入感を高めましょう。

「価格競争から抜け出し、店舗のファンになってもらう」ために、デザインのクオリティコントロール(トンマナ管理)が最重要になります。

事例3:【日用品・雑貨】ついで買いを誘う「メガショップ型」

取り扱い商品数が多く、型番商品や消耗品を扱うジャンルの事例です。
デザイン性よりも「探しやすさ(検索性)」と「お得感」を前面に押し出し、客単価アップ(まとめ買い)を狙います。

この事例の構築ポイント

◎強力なカテゴリ導線
「ブランド別」「用途別」「価格帯別」など、多角的な切り口で詳細なカテゴリメニューを設置します。
ユーザーが欲しいものに最短でたどり着ける「辞書」のような構造を目指します。

◎店舗内検索の強化
スマホページのヘッダー直下など目立つ位置に、大きな「店舗内検索窓」を設置。
ユーザーが能動的にキーワード検索できるようにします。

◎回遊バナーの大量設置
「送料無料まであと◯◯円」「今週のクーポン」「ついで買い1,000円ポッキリ」などのバナーを商品ページの前後に配置し、1点買いでの離脱を徹底的に防ぎます。

「大型ディスカウントストアのように、探す楽しさと安さを演出する」情報量の多さと賑やかさがカギとなります。

どの事例でも共通!今すぐ真似るべき「鉄則」

どのパターンを選ぶにしても、現代の楽天店舗構築において外せない共通の鉄則があります。

「スマホファースト」は絶対条件

現在、楽天の流通の7〜8割はスマートフォン経由と言われています。
PCページのデザインにこだわる前に、「スマホで見た時に文字が小さすぎないか」「指で押しやすいボタンサイズか」を徹底的に確認してください。
PCページはシンプルでも、スマホページが作り込まれていれば十分に売上は立ちます。

ヘッダー・フッターを固定する(追従ナビ)

縦に長いページをスクロールしても、常に画面上部や下部に「カートに入れるボタン」や「メニュー」が表示される仕様(追従ナビ)の実装は、事例を問わず必須級の機能です。
これにより、ユーザーが購入を決意した瞬間に迷わずカートへ進めるため、転換率(CVR)が確実に上がります。

まとめ

楽天の店舗構築事例は、大きく分けて以下の3つに分類されます。

  • LP一体型:食品・美容など、単品の魅力で勝負する店舗向け
  • ブランド型:アパレル・インテリアなど、世界観でファンを作る店舗向け
  • メガショップ型:日用品・雑貨など、品揃えとお得感で回遊させる店舗向け

「おしゃれな店舗」=「売れる店舗」ではありません。
まずは自社の商材がどのタイプに近いかを見極め、その事例(モデルケース)の構成要素を真似ることから始めてみてください。
成功事例の「見た目」ではなく「設計図(ページの役割)」を取り入れることが、売上アップへの一番の近道です。

<ご注意>本記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。楽天市場の仕様やガイドラインは変更される場合があります。最新情報はRMSや店舗運営Naviをご確認ください。

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