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楽天のアクセス分析方法を解説!RMSだけで売上を伸ばす「正しい見方」

楽天RMSで「分析画面が多すぎて何を見ればいいかわからない」「スマホとPCで数字が合わない」と感じていませんか?
このガイドでは、複雑なタグ設定ができない楽天の仕様に合わせて、RMS標準機能を最大限に活かすための計測・分析の基本を解説します。

GTMなどの外部ツールを使わずに、RMS上のどのデータを信頼すべきか、実務に即したポイントをやさしくご紹介します。

結論:成功の全体像

「RMSの自動計測データを正しく理解する」「アプリとブラウザの違いを知る」「期間を揃えて比較する」という3点が、楽天分析の基本です。
店舗側でタグを貼る必要はありません。楽天が提供するデータを信じて、分析サイクルを回すことに集中しましょう。

不要な外部ツールを入れようとせず「RMSにある事実」に集中することが、迷いをなくす鍵です。

アクセス分析のデータは店舗運営の羅針盤です。
ただし、楽天特有の「アプリ経由」の計測仕様や、広告(RPP)と自然検索のカウント方法の違いを理解していないと、判断を誤る原因になります。
現在は廃止された「店舗カルテ」などの古い指標ではなく、最新の「アクセス分析」画面の数値を基準に、週次で定点観測する体制を整えましょう。

最小構成で確実に見る

最初は「転換率(CVR)」と「アクセス人数」だけに絞り、余計な指標は後回しにします。
最初から滞在時間や直帰率まで細かく見ようとすると、改善の優先順位がブレてしまいます。売上に直結する大きな数字から押さえることで、効果的な改善に直結します。

アプリとSP(スマホブラウザ)の違い

現在の楽天では、流通の多くが「楽天市場アプリ」経由です。
しかし、一部の外部ツールや古い分析手法ではアプリの挙動を正しく追えないことがあります。RMSのレポートはアプリ計測を含んでいるため、最も信頼できるデータソースとなります。

準備と計測設計の土台作り

ここでは、目的と手段のズレをなくし、分析の迷いを減らします。
「何を増やしたいか(ゴール)→どの指標を見るか(KPI)」の順で紐解くと、見るべき画面が決まります。

KPIとゴールを明確にする

まず増やしたい結果を1~2個に絞ります(売上、利益、客単価、転換率など)。
次にそれを支える指標として、アクセス人数・商品閲覧数・かご投入率を候補にします。

「商品は見られているのに買われない(転換率が低い)」のか、「そもそも見られていない(アクセス不足)」のかという状況を切り分け、優先順位を整えます。

RMSで答えたい問いを整理する

問いがシンプルだと、見るべきメニューが明確になります。
例えば、RPP広告の利益確認なら「パフォーマンスレポート」、検索順位の確認なら「検索キーワード分析」、リピート商品を探すなら「定期購入・リピート分析」、スマホページの離脱箇所の特定なら「参照元・デバイス別分析」といった具合です。

問いとRMSメニューを1対1で紐づけると、「見なくてもいいデータ」がわかり、時間を節約できます。

RMSの制約と正しいデータの見方

楽天市場では、店舗独自のタグ設置(GTMなど)はセキュリティ上制限されています。
「自分で測る」のではなく「RMSの数値を読み解く」方針へシフトしましょう。

タグ設置は原則不要

自社サイトのように、購入完了ページにコンバージョンタグを埋め込んだり、Google Analyticsを入れたりすることは原則できません。
そのため、外部広告(Meta/Google等)の効果測定を行いたい場合は、各媒体のクリック数とRMSの売上推移を期間で照らし合わせるか、楽天が提供する公式の広告測定機能(Uni-Tag等 ※要申請・条件あり)を検討する必要があります。

スマホ・アプリ計測の注意点

アクセス分析において、デバイスの内訳は非常に重要です。
特に「アプリ」からのアクセスは、Cookieベースの外部ツールでは追跡できないことが多いため、必ずRMS上の数値を正として扱ってください。「外部ツールではアクセスが減っているが、RMSでは増えている」という場合、アプリ利用者が増えている可能性が高いです。

検証・運用の進め方

限られた工数でも再現しやすいよう、仮説→実行→確認の順で小さく前進させます。

週次の定点観測ルーティン

毎日数字を見るとブレに惑わされます。週に一度、月曜日の朝などに期間を区切って確認しましょう。
見るべきは、売上・アクセス人数・転換率・客単価の4つです。
これらを前週比・前年比で比較し、異常値(急激な変化)がないかを探します。変化があった場合のみ、その原因(広告、メルマガ、在庫切れ等)を深掘りするのが効率的です。

施策の効果検証ルール

商品画像の変更や、クーポン発行を行った際は、必ずその「実施日」をメモしておきます。
検証では、「変更前2週間 vs 変更後2週間」で比較し、季節要因(スーパーSALE等)を除外して考えます。
クリック率だけでなく、最終的な転換率(CVR)の変化を見ることが重要です。

検証では、「何もしなかった場合」と比較してどうだったかを想像し、数字の裏付けを探します。

まとめ

まずは、独自のタグ設置を諦め、RMS標準レポートの定義を正しく理解することから始めましょう。

迷ったときは目的に立ち返り、「売上を上げるために、今どの数字を見るべきか」を判断基準にすれば、データは確実に味方になります。
この記事を参考に、まずは週に一度、アクセス分析画面を開く習慣から始めてみてください。

<ご注意>本記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。RMSの仕様・ガイドライン・ルール等は予告なく変更される場合があります。最新の情報は、必ず公式サイトやRMSのヘルプ、店舗運営ナビ等をご確認ください。

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