【ECサイトに必要な機能一覧】を紹介!フロントエンドとバックエンドとは?

ECサイトを立ち上げる際に「どのような機能があるのか分からない」「いっぱいあって、選び方が分からない」という方も多いのではないでしょうか?

ECサイトの機能は、大きく2つに大別されます。

  • ユーザーの利便性やセキュリティ等の向上を目的とした「フロントエンド機能」
  • 運営者の利便性やセキュリティ等の向上を目的とした「バックエンド機能」

まずは、上記の2つの領域に属する機能を理解しておくことが大切です。

今回は、「どのような機能があるかわからない!選び方の前に機能を知らなきゃ!」とそんな読者の方にフロントエンド機能とバックエンド機能について紹介をしていきます。

目次

フロントエンド(ユーザー側)で必要な機能について

 

ECサイトのフロントエンドでは、必要な機能がいろいろあります。備わっている機能の特徴を知ることで、ユーザーに商品購入を促進させることができるため、確認しておくことは大事です。フロントエンドで必要な機能には以下のものがあるので、それぞれ紹介しましょう。

①商品検索

商品検索機能はECサイトで、ユーザーが欲しい商品を見つけるために、使用する機能です。ECサイトでは、たくさんの商品が販売されているため、何も検索機能が無いなら、ユーザーは自分の欲しい商品を見つけることが難しくなるでしょう。

商品検索機能があることで、各ユーザーは自分の欲しい商品を直ぐに見つけて、内容を確認することができるため、商品検索機能はECサイトの運営で欠かせません。検索はキーワードを入力して探す方法もあれば、ジャンルごとや価格帯など、いろいろな検索方法があることで利便性を向上できます。購入促進をするために必要な機能として覚えておきましょう。

 

②カート

カート機能はユーザーが購入したい商品を、決済へつなげるために必要な機能です。もし、カートが無いなら、1つ1つ商品を単独で購入しなくてはならないので、複数で購入したい人にとっては時間がかかります。

また、一度購入を保留にしておきたい人にとっても、カート機能があれば再度検索しなくて良いので便利です。ユーザーがカート機能を効果的に使用することができるようにするには、選択した商品にかかる手数料や割引の有無など、情報がしっかり分かることです。シンプルで分かりやすい構造にすることが、購入促進につながるでしょう。

 

③決済

決済機能は、商品を購入して支払いを完了するための機能です。ECサイトでは、商品購入のためにクレジットカードや銀行振込、コンビニ支払い、代引き、電子マネー決済などが利用されます。

ユーザーによって決済方法には違いがあるため、種類が多いほど、購入促進につながることもあるでしょう。ただ、種類が増えるとサイト側の手数料負担なども増加するため、必要なものだけに絞るのがおすすめです。

 

④セキュリティ

セキュリティ機能は、ユーザーの個人情報を守るために必要な機能です。ECサイトを利用して万が一情報漏洩してしまうと、賠償責任が発生することもあるため、しっかり対策を行う必要があります。

SSLによる暗号化や、カスタマー対応窓口の設置などを行うことで、ユーザーへの情報保護への対策を行えます。万が一情報が漏洩した際、素早く適切な対応をすることが求められるでしょう。

 

⑤マイページ

マイページ機能は、ユーザーの閲覧履歴や購入記録などを表示するページです。マイページ機能があることで、ユーザーは自分の閲覧した商品の確認を行え、また再購入への意欲も出てきます。また、マイページにお気に入り登録や複数の配送先登録などを備えておくと、ユーザーに利便性を感じてもらえるため、よりECサイトを利用してもらうことが期待できます。

 

⑥FAQページ

FAQページは、ユーザーの持つ疑問を解消させるために必要な機能です。質問傾向の高い内容をまとめて、ユーザーが問題を直ぐに解消させることができるなら、スムーズに利用することができるようになります。

コツとしては、質問をカテゴリー別に分けること、また段数分けをしておくことでユーザーは悩みの回答を直ぐに見つけることができるため、できるだけ見やすいページ作りをしてください。

 

⑦レコメンド

レコメンド機能は、商品をユーザーにすすめる機能です。ユーザーにECサイト側からオススメすることで、商品への購入意欲を持ってもらうことができます。レコメンド機能としては、似た傾向を持つ別の商品を紹介する、セットで購入するとお得な商品の紹介など、ユーザーの購入意欲を促進させるような方法を用いることが重要です。

 

⑧レビュー

レビュー機能は、商品を購入したユーザーが、感想を書き込んで投稿できる機能です。レビュー機能を活用するなら、商品購入したユーザーの情報を載せることができるため、購入を迷っている人の参考として利用することができます。運営側としてもユーザーの声を聞くことができるので、サイトの最適化や商品の改善や対応に役立てることができます。

 

⑨お気に入り

お気に入り機能は、ユーザーが購入したい商品を保留する際に必要な機能です。ユーザーの中には、直ぐに商品購入できずに迷うことや他の商品と比較するために、お気に入り登録して考える人もいます。お気に入り登録は、直ぐに商品購入させるためのものではありませんが、ユーザーの利用満足度を上げるために必要な機能なので、備えておきましょう。

 

⑩お問い合わせ

お問い合わせ機能は、ユーザーの持つ疑問を解決させるために必要な機能です。お問い合わせフォームがあることで、ユーザーはサイト運営に気軽に疑問を質問することができます。

サイト側も問い合わせからユーザーの悩みを解決できるため、ユーザーが離脱することを防ぎやすくなります。問い合わせへの回答はできるだけ早く解決させることが大事なので、素早い対応を心がけましょう。

バックエンド(店舗側)で必要な機能について

 

ECサイトの運営では、バックエンドに必要な機能もあります。バックエンドではどのような機能が必要とされているのか、以下の6つを紹介しましょう。

①受注・配送管理

受注と配送管理機能は、商品購入されたことをシステム上に表示させ、配送状況を確認するために必要です。商品の注文や配送状況が分からないなら、サイト側は適切な運営ができずに、ユーザーに商品をしっかり届けることも難しくなるでしょう。サイトとしての役目をしっかり果たす上で大事な機能と言えます。

 

②在庫管理

在庫管理機能は、サイトが抱える商品在庫の管理をするために必要な機能です。商品に在庫が無いなら売り切れになってしまい、ユーザーが商品を購入することができなくなります。

人気のある商品ほど、売り切れてしまうとサイトの収益に影響するため、在庫切れを防ぐためにも徹底した管理が大事です。また、必要以上に在庫を抱えることも管理機能があることで防ぐことができるでしょう。

 

③ユーザー管理

ユーザー管理機能は、情報を管理するために必要な機能です。名前や住所も大事ですが、購入履歴や購入頻度なども管理することができれば、おすすめの商品紹介もピンポイントで行えます。ユーザーも欲しい商品を直ぐに見つけられるため、サイトの満足度をアップさせるためにも備えておくべきです。

 

④売上管理

売上管理機能とは、自社サイトの売上を管理するための機能です。売上が分かることで、最適なサイトにするためには、どう改善すべきかなど、効率的な分析や経営方針を打ち立てることができます。例えば、商品ごとの売上によってどんなものが人気なのか理解できます。収益を向上させるためのデータとして活用するなら、運営をより軌道に乗せていくことができるでしょう。

 

⑤キャンペーン・セール管理

キャンペーンやセール管理機能は、サイトにおいて開催されるキャンペーンを把握するために必要です。

キャンペーンを管理しているなら、どのようなキャンペーンが効果的だったのか分析できるため、よりユーザーに商品への購入意欲を促進させるためのプランを立てられます。自動的にキャンペーンを開始して終了させるようにしておくと、手間も省けるため負担を軽減することができます。

 

⑥コンテンツ管理

コンテンツ管理機能は、商品ページ以外で情報発信するためのページを管理する機能です。商品ページだけでは伝えられない情報を特集記事などで発信して、より有益な情報をユーザーに見てもらうことができます。

そのコンテンツを管理できれば、運営側がアピールしたい商品の編集と削除を行えるため、よりユーザーにピンポイントなアピールをすることができるでしょう。

ECサイトに必要な機能一覧まとめ

ECサイトを運営するために、必要な機能は沢山あります。

フロントエンド機能を充実させ、ユーザーが「使いやすい、また利用したい。」と思える、ECサイトづくりを目指してみてください。そうすることで、売上げアップへと繋がります。

また、バックエンド機能を充実させることで、運営をスムーズに行いやすくなります。今回の記事を参考にして、自社のECサイトに必要な機能を選んでみて下さい。



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