ECショップを利用する機会が多い現代では、会社や個人でショップ運営をしている方や、運営したいと思っている方も多いでしょう。
ショップの1つでもある、ストアーズ(STORES)を運営するにあたって、「ストアーズの手数料がわからない」「ストアーズの手数料の種類を知っておきたい」など思いますよね。
ストアーズの手数料は4種類あり、それぞれで料金もことなります。
今回この記事では、ストアーズの手数料の種類と料金の計算方法も詳しく紹介しています。
ストアーズを運営するにあたって、手数料を把握しておくことも、とても大切なので参考にしてみてください。
ストアーズ(STORES)の手数料は4種類
ストアーズの手数料は4種類あり、以下のとおりです。
- 決済手数料
- 振込手数料
- 事務手数料
- スピードキャッシュ利用手数料
上記4つの手数料をそれぞれみていきましょう。
決済手数料
まずは決済手数料です。
決済手数料とは文字通り、決済が行われた時に発生する手数料のことです。
ストアーズが用意している決済方法で支払われた時に発生し、売れた商品の金額にかかる形で計算されます。
月額無料のフリープランでは決済手数料が5%、有料のスタンダードプランでは決済手数料が3.6%です。
プランによって決済手数料が異なることも把握しておきましょう。
振込手数料
次は振込手数料です。
振込手数料は、ストアーズで発生した売上が販売者に振り込まれる際に発生する手数料のことです。
普段銀行口座から振込をしたことがある方には馴染みある手数料ですが、同じ認識で良いでしょう。
振込手数料の金額は一律で1回275円です。
振込手数料が275円掛かることも知っておくと良いでしょう。
事務手数料
次は事務手数料です。
事務手数料とは、発生した売上金が振り込まれる際には振込手数料が発生します。
振込手数料と決済手数料を差し引いた金額が10,000円以下の場合は275円の振込手数料に加えて事務手数料275円が発生します。
ストアーズでは、売上金に関わらず毎月定期的に振り込まれるシステムではありません。
金額が10,000円以上の場合は、入金に掛かる手数料は275円のみです。
事務手数料の発生の仕方を知っておくだけで手数料を引くこともできますね。
スピードキャッシュ利用手数料
最後のスピードキャッシュ利用手数料は、ストアーズの売上の振込に最大2ヶ月かかります。
しかし、スピードキャッシュを利用すると追加手数料を支払うだけで前月の売上を最短で申請して振り込むことが可能です。
スピードキャッシュ利用手数料は、フリープランで5%、スタンダードプランの場合3.6%です。
スピードキャッシュを利用すれば、振込手数料にプラスして売上にかけることで計算できるので、早く振り込みを行いたい場合は利用がおすすめです。
ストアーズ(STORES)でかかるオプション料金
ストアーズには物販を効率よく行なっていきたい方向けに、オプション機能が設けられています。
ストアーズのオプションに掛かる料金の種類は以下のとおりです。
- スピードキャッシュオプション
- ストア開設サポート
- 倉庫サービス
上記3つをそれぞれみていきましょう。
スピードキャッシュオプション
スピードキャッシュオプションとは、円滑に資金繰りをしていくために役立つオプションです。
2ヶ月遅れになってしまう売上の入金日を最短で1日待ちまで縮められるオプションです。
条件として、2ヶ月以上のショップ運営が必要ですが、大きな資金が必要な場合や資金調整を行いたい方にはおすすめのオプションです。
注意点として、以下の2点に注意しましょう。
- 申請の次の日が休日の場合は翌営業日となることがある
- 振込をしてもらう金額は10,000円以上
資金繰りを行いたい方は、スピードキャッシュオプションをチェックしましょう。
ストア開設サポート
ストア開設サポートとは、ECサイト運営が初めての方や、他のECサイトからストアーズに移行したい方のためのオプションです。
オプション内容は、プラン選びや技術相談などの幅広いサポートが受けられます。
相談料金は無料なので、気軽に利用できるオプションの1つです。
倉庫サービス
倉庫サービスとは、ストアーズが管理している倉庫に自社の商品を保管できるオプションです。
保管してもらうだけでなく、購入された場合は発送まで請け負ってくれます。
倉庫サービスの料金は、1点当たり21円〜とされており、商品の重さや大きさによって料金が異なります。
運営工程をストアーズにどこまで受託するかによっても料金が変わるので、利用する前にしっかり確認して利用しましょう。
ストアーズ(STORES)の手数料の計算方法
最初に説明したとおり、ストアーズの手数料は4つあり、計算方法も異なります。
実際に購入された時などに、どのように手数料を計算すれば良いのかを以下の手数料に分けて解説していきます。
- 決済手数料の計算方法
- その他3つの手数料の計算方法
上記の2つに分けて詳しくみていきましょう。
決済手数料の計算方法
決済手数料の計算方法は以下のとおりです。
「注文料金の合計が4,500円(送料込み)の場合」
フリープラン | 4,500円×5%=225円 |
スタンダードプラン | 4,500円×3.6%=162円 |
振込申請が行える場合 | フリープラン:4,500円−225円=4,245円スタンダード:4,500円−162円=4,338円 |
上記の表を参考に、決済手数料の計算を行なってみてください。
その他3つの手数料の計算方法
その他3つの振込手数料(振込手数料・事務手数料・スピードキャッシュ利用手数料)の計算方法は以下のとおりです。
「振込金額が10,000円でスピードキャッシュサービスを利用する場合」
フリープラン | (10,000円−275円)×3.5%=340円 |
スタンダードプラン | (10,000円−275円)×1.5%=145円 |
その他3つの手数料を計算する場合は、上記の表を参考に計算しましょう。
ストアーズ(STORES)の出店プラン
ストアーズの手数料は、プランによって異なるため、選ぶプランごとに手数料も変わります。
ストアーズの出店プランは以下のとおりです。
- フリープラン
- スタンダードプラン
上記2つのプランをそれぞれ詳しくみていきましょう。
フリープラン
フリープランは、月額無料で利用できるプランです。
月額無料なので、初期費用も無料でオリジナルショップを開設できます。
フリープランの開設方法は、以下の手順です。
- メールアドレスやFacebookで会員登録
- サイトデザインをテンプレートから決める
- 商品を登録する
上記の手順では、案内もあり簡単に開設できます。
ただし、フリープランは無料で利用できることから、手数料は高めに設定してあります。
ECサイト運営が初めての方などには特におすすめです。
スタンダードプラン
スタンダードプランは、フリープランと異なり月額料金が発生するプランです。
スタンダードプランの月額料金は1,980円で、クレジットカード支払いを設定すると初月料金が無料になります。
月額料金を支払っているので、カスタマイズ性や機能面でもフリープランとは差別化されています。
柔軟にショップを運営していきたい方にはおすすめのプランです。
ストアーズ(STORES)の手数料が気になるなら楽天市場やAmazonを利用する
ストアーズでは、さまざまな手数料が掛かります。
手数料が複雑で面倒くさいと思う方などにおすすめなのが楽天市場やAmazonを利用することです。
楽天市場やAmazonを利用して運営する方法は以下のとおりです。
- 運営代行を利用する
- 個人で運営する
上記の方法を詳しくみていきましょう。
運営代行を利用する
まずは運営代行を利用する方法です。
運営代行は、費用が掛かりますが運営全般を請け負ってくれるため、負担が掛からないのが特徴です。
運営代行会社は運営のプロであるため、過去の知識や経験をもとに運営するので、効率よく売上をあげれることに期待できます。
運営代行会社でおすすめの企業は、「株式会社サイバーレコード」です。
日本で初めて運営代行を行った企業であり、高い知識と豊富な経験から運営を行います。
依頼する業務や売上に合わせて、料金も異なります。
運営代行を依頼する場合は、株式会社サイバーレコードがおすすめです。
個人で運営する
運営代行に依頼せず、個人で運営する方法もあります。
個人で運営する場合は、自分好みのショップや運営方法で行えるため、柔軟性も十分です。
ただ、豊富な知識や戦略がない場合は、売上に直結するまで時間もかかるため、効率よく売上を上げたい場合は、運営代行を利用する方が良いでしょう。
自社の運営方法や知識を見直して、個人運営か運営代行か検討しましょう。
ストアーズ(STORES)の手数料に関するよくある質問
ストアーズの手数料に関するよくある質問は以下のとおりです。
- ストアーズの手数料はいくらですか?
- ストアーズの出金手数料はいくらですか?
- ストアーズのクレジットカード決済手数料はいくらですか?
上記3つのよくある質問を詳しくみていきましょう。
ストアーズの手数料はいくらですか?
ストアーズの手数料は4種類あり、それぞれ異なります。
4種類のストアーズの手数料は以下のとおりです。
- 決済手数料
- 振込手数料
- 事務手数料
- スピードキャッシュ利用手数料
決済手数料とスピードキャッシュ利用手数料はプランで異なりますが、フリープランなら5%、スタンダードプランであれば3.6%です。
振込手数料は一律275円、事務手数料は出金金額が10,000円以下の場合は振込手数料に加えて事務手数料が275円追加で掛かります。
手数料の種類を把握しておくことが大切なので、4種類の手数料を覚えておきましょう。
ストアーズの出金手数料はいくらですか?
ストアーズの出金手数料は、差引額10,000円以下の場合は、振込手数料(275円)+事務手数料(275円)です。
出金する金額が10,000円以上の場合は、振込手数料のみなので、出勤にかかる手数料はないです。
引き出すタイミングを考えながら出金するのも1つの手です。
ストアーズのクレジットカード決済手数料はいくらですか?
ストアーズのクレジットカード決済手数料は発生しません。
コンビニ決済やキャリア決済は別途支払い手数料が300円掛かります。
手数料が発生しないよう工夫することも大切です。
まとめ:ストアーズ(STORES)の手数料は4種類ある
ストアーズの手数料には、4種類あり、それぞれ料金も異なります。
決済手数料やスピードキャッシュ利用手数料は、フリープランで5%、スタンダードプランで3.6%です。
振込手数料は275円が一律と決まっています。
事務手数料は差し引かれた出金金額で異なり、10,000円以下の場合のみ、275円追加で掛かります。
ストアーズを運営する上で、手数料を把握しておくことがとても大切なので、ストアーズの手数料を覚えて運営していきましょう。