
どうも、こんにちは!なかゆです!
今回はamazonでのカート取得について書いていきたいと思います。
この記事を読みに来てくださった方の中には、
「他社に相乗りされて売上が下がったから、カートを取り戻したい!」
「もっと安定してカートを取得したい!」
と思っている出品者の方もいらっしゃると思います。
amazonはそもそも、他のECモールとは表示形式が異なり、カタログ形式となっています。
なので、カートボックスが獲得出来ないと売上が出にくい仕組みになっています。
であれば、なんとしてでもカートボックスは獲得したいところですよね!
そこで、今回はカート獲得に有効な4つの施策について、ご紹介していきたいと思います。
目次
amazonでの出品の仕組み
まずはamazonでどのように商品が販売されているか、その仕組についてご説明します。
amazonでは、基本的に1商品につき1ページの表示になるカタログ形式になっています。
なので、同じ商品のページが出品者ごとに表示される楽天とは大きく違います。
商品ページが1ページしかないのなら、早く登録したもの勝ちなの?と思ってしまいそうですが、そうではありません。
商品ページに1ページに対して、同じ商品を出品したい出品者が相乗り出品をしていきます。
そこで、好条件で出品している出品者がカートボックスを獲得するという流れになります。
カートボックスが獲得出来ていなくても購入してもらうことは可能です。
しかし、購入者からすれば「カートに入れる」ボタンを押す確率が一番多いので、カートボックスを取得できているか?というのはamazonで出品する上で非常に大事な要素になるわけです。
amazonでカートボックスが取れている状態とは?
上の画像を例にカートボックスが獲得出来ている状態を説明していきます。
まず、赤枠で囲ったところを見て頂くと、画像の商品を出品している店舗は23店舗あることがわかります。
次に、青枠の部分を見てみると出荷元・販売元がamazon.co.jpになっているのがご覧いただけるかと思います。
この青枠の部分に表示されている販売元がカートボックスを獲得している状態。
画像の商品でいうとamazon.co.jpがカートボックスを獲得しているということになります。
なので、購入者が「カートに入れる」ボタンを押し購入した際には、amazonへ売上が入ることになります。
また、赤枠のところをご覧頂くとおわかりいただけるかと思いますが、カートを取得していない店舗についてはこのようにまとめて表示されるか、カートボックスエリアの下ある「こちらからもご購入頂けます」という枠に表示されますが、購入者からすると「カートに入れる」ボタンから購入できる方が便利であるため、カート獲得出来ていない店舗は購入されづらい状態になってしまうのです。
amazonのカートを獲得するための施策4選
それではここから、カート獲得に有効な4つの施策についてお話していきます。
販売したい商品をFBAに入れる
FBAとは簡単に説明すると、amazonの倉庫に販売したい商品を預けてamazonで商品の発送やカスタマー対応をしてもらうサービスを言います。
手数料はかかりますが、amazonのサービスを利用するのでカートの獲得率は上がります。
しかし冷凍食品はFBAを使えなかったりするので、もし販売したい商品が対象外だった場合は他の方法を考える必要があります。
またFBA店舗同士の競争になった場合は、店舗評価が高いほうがカート獲得しやすくなります。
価格を安くする
次に重要なのが価格になります。
出品者がどこもFBAを使っていない場合は、販売価格+送料の安い方がカートを獲得しやすくなります。
直接値引きでなくても、クーポンやポイントを使った値引きでも同じです。
ただ、明らかに値段に開きがある場合はamazonに価格を見直すよう注意され、最悪の場合、販売停止になりかねません。
やりすぎには注意しましょう。
出荷作業日数をできるだけ短くする
価格がほぼ変わらない場合には、発送までの日数が短いほうがカートを獲得します。
なので、可能な限り出荷作業日数を短くするのが有効ではありますが、短くしすぎて発送出来なかったとなるとペナルティーが発生します。
対象商品であれば、FBAに入れてしまったほうがいいでしょう。
また、FBA対象外の冷凍食品などは出荷遅延が起きない範囲で出荷作業日数を縮めていきましょう。
セット商品を作りバリエーションを組む
FBA・価格競争・出荷作業日数が短く出来ない場合は、正直カートを取るのは難しいです。
しかし、全く取れないわけではありません!
同じ商品でカートを取りたいのであれば、複数個セットを作ってみるのも1つの手です!
複数個セットを作りバリエーションを組めば単品ではカートが出来なくても同じページに複数個セットが表示され、他社が同じ商品を出してこなければカートを独占出来ることになります。
ただ、まとめ買いされづらい商品だとカートが獲得できても売上につながらないこともありますので、単品でカートが獲得できるように施策を打っていくことも必要になります。
まとめ
カートを獲得しないと売上が上がらないのが、amazonの難しいところですが、施策次第ではカート獲得に有利になりますので、購入者のメリットになることを考え施策を行っていきましょう。
また、カートが取れないからと言って別ベージを作ってしまうと違反になるので、やらないようにしましょう。