FBA(Fulfillment by Amazon)は、多くのオンラインセラーにとって魅力的なオプションです。
しかし、中にはFBA禁止商品という制約に直面するセラーもいます。FBA禁止商品は、アマゾンのプラットフォームで販売する際に制約を持つ製品のカテゴリーを指します。
これらの商品は、潜在的なリスクをはらみながらも、成功の機会を秘めています。
この記事では、FBA禁止商品に焦点を当て、その特徴・リスク・成功事例・および対策について詳しく探求します。
FBAプラットフォームでの成功を追求し、禁止商品の壁を乗り越えるための具体的なアプローチについて学びましょう。 FBA禁止商品のワールドに足を踏み入れる前に、その全貌を理解しましょう。
![](https://www.cyber-records.co.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/amazon-naming.jpg)
Amazon FBA禁止商品一覧
Amazon FBA(Fulfillment by Amazon)を利用する際、特定の商品カテゴリーが禁止されています。
これらの禁止カテゴリーに該当する商品を販売することはできません。ここでは、FBA禁止商品について詳しく見ていきましょう。
FBA禁止商品の主なカテゴリー
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出品できる商品でも、商品の種類によっては「カテゴリー申請」をして
Amazonから出品の許可をもらう必要があります。
第二ステージ突入です。
申請が必要なカテゴリーは以下の通り。
ただしこれらは大口出品者のみが申請・販売可能なので要注意です。
・ジュエリー ・ペット用品 ・ビューティー(化粧品や香水、スキンケア用品など) ・時計 ・ドラッグストア(健康食品、コンタクトレンズ、アロマなど) ・服&ファッション小物 ・シューズ&バッグ ・食品・飲料・お酒 ・Amazon限定商品 ・イタリア製品 |
カテゴリー申請はセラーセントラルの「ヘルプ」→「お問い合わせ」→
「Amazon出品サービス」から行います。
申請には登録されている出品者の情報と、
商品画像(ドラッグストア、食品・飲料・お酒の場合は請求書(レシートNG))が
必要です。
少し複雑なので詳しいやり方についてはまた別記事で書こうと思います。
申請が通ったら上記のカテゴリーでも出品できるようになります。
FBA出品禁止商品
Amazonに出品してもいいということを確認して、必要な場合はカテゴリ申請も済ませたら、
さらに次のステップ。
そう、魔法のシステムFBAです。
出品はできるけどFBAには納品できない…そんなトラップが仕掛けられているので
FBAを考えている方は引っかからないようにして下さい。
・冷凍・冷蔵が必要なものなど、常温管理できないもの ・食品やシャンプーなど、期限が決められているもの(要期限管理商品) ・動植物(食用種子を除く) ・爆発物、可燃物、腐食性物質、有害物質、放射性物質、磁性物質などの危険物 ・家庭要医療機器、一般医療機器以外の医療機器 ・医薬品 ・酒類 ・金券、プリペイドカード、切手、収入印紙など ・ネオジウムなど他商品に影響を及ぼす恐れのある強力磁石 ・ゴールド、プラチナ、銀などの貴金属バー、インゴッド、地金 ・金貨、銀貨、銅貨、記念コイン、古銭、古札 |
…たくさんある~。
うっかりしてる人だとカンタンに引っかかっちゃいそうですね。私とか。
FBAに入れるつもりで仕入れたら納品できなかった!
なんてことにならないように覚えておきたいものです。
これも詳しくはAmazonの規約をチェック!
FBAを利用できるか確認したあとのFBA納品のやり方はこちらから。
ただし要期限管理商品や危険物を含む商品については条件をクリアすれば
FBA納品が認められるものもあるので下に続きます。
まだ諦めないで!諦めたらそこで試合終了ですよって誰かが言ってた。
Amazonに出品できない商品
次にそもそもAmazonに出品できない商品から。
・非合法なもの ・日本での販売の許認可を受けていないもの ・リコール対象商品 ・「アダルト」商品 ・オンラインゲーム内の通貨、アイテム ・著作権者の許可を得ていない同人PC、同人PCソフト ・Amazon Kindle商品 ・輸入食品、飲料 ・ゲルマニウムやホルムアルデヒドが含まれているサプリメント ・海外直送のヘルス&ビューティ素材 ・ペダル付き電動自転車 など |
主なものを挙げましたが、これ以外で禁止されているものや、
この中に入っていても例外として出品が認められているものもあるので、
詳しくはAmazonの規約を確認してください。
基本的に法律や条例に触れる恐れがある商品ですが、
何も知らないと気軽に出品してしまいそうなものも含まれているので、
しっかり確認しておきましょう。
FBA禁止商品のリスクとは?
FBA禁止商品を販売しようとすると、リスクも伴います。アマゾンは品質管理に非常に厳格であり、禁止商品を出品しようとするとアカウントの停止や商品の没収などの措置が取られる可能性があります。
そのため、FBA禁止商品を販売する前に、アマゾンのポリシーやガイドラインをよく理解し、遵守することが重要です。
Amazonに申請することでFBA納品できるようになる商品
Amazon FBA(Fulfillment by Amazon)を活用する際、一部の商品は特別な申請手続きを経ることで、FBA納品が可能になります。
以下では、それらの商品について詳しく解説します。
要期限管理商品
「要期限管理商品」、つまり食べ物飲み物やシャンプーなどの
使用期限が印字されている商品は、Amazonの行うトレーニングとテストに合格すれば
FBA納品できるようになります。
(一応お酒もこの中に入ってますが、
酒類は一度Amazonのテクニカルサポートに問い合わせが必要です。)
もちろん例外もありますので、まずはおとなしくAmazon先生のトレーニングを受けて
レベルを上げましょう。話はそれからだ。
要期限管理商品をFBA納品する詳しいやり方はこちら
危険物
「FBA危険物取り扱いセミナー」を受講すると、
危険物とされている商品の一部をFBA納品できるようになります。
ただしこれを受けても花火などの火薬、爆発物類、燃料のスプレー缶、放射性物質などは
相変わらず納品できないので諦めましょう。諦めも時には大事。
ウェブセミナーなので、PCで30分程度Amazonの講義を聞くということになります。
学生時代授業が苦手だった人は…………我慢です。我慢も時には大事。
セミナーはいつでも受けられるというわけではないので、
受講できるときはすかさず受講しておきましょう。
危険物やセミナーの受講方法についてもっと具体的に知りたい!という方はこちら
納品の前に申請が必要な商品
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カテゴリー申請オッケー!FBA納品の許可もオッケー!ヨッシャ送るぞ!!!
…と思うじゃないですか。わかります。早くFBAでガンガン売りたい。
でもまだ納品前にやること残ってるんですよ。
もう疲れた?まあまあ、ここまで来た勇者のあなたなら大丈夫。
せっかくならラスボス倒してエンディング見ていきましょう。
実はFBA納品の前に、これをFBA納品するからね、とAmazonに
申請しなければいけない商品があります。
以下参照。
![](http://www.cyber-records.co.jp/blog/wp-content/uploads/2017/03/43d84c93444b0e07702dd8db5a45d6a9.png)
FBA納品したい商品のASINとFBA納品を行いたい旨を書いて、
Amazonに申請しましょう。
申請先が違う点に注意です。
お米以外は同じ商品なら初回納品のときだけ申請すれば大丈夫。
カンタンですね。
具体的なやり方についてこいつの4-9P&16Pを読みましょう。
![](https://www.cyber-records.co.jp/blog/wp-content/uploads/2022/11/mazon-fba-delivery_eye.jpg)
まとめ:FBA出品禁止商品をよく理解しよう
Amazon FBAを活用する際、FBA禁止商品として知られる商品カテゴリーが存在しますが、一部の商品は特別な申請手続きを経ることでFBA納品が可能となります。要期限管理商品、危険物、そして納品の前に申請が必要な商品は、その代表例です。
これらの商品をFBAで販売するには、Amazonのガイドラインに従い、適切な申請手続きを行うことが重要です。期限切れ商品の品質管理、危険物の適切な取り扱い、知的財産権を保護する方法を理解することで、成功への近道が開かれます。
FBAを利用するセラーにとって、これらの商品は新たな機会を提供しますが、同時に追加の責任を伴います。正確な情報を収集し、適切なプロセスを遵守することで、FBAビジネスを成功に導くでしょう。