ワンストップや住所変更ってどうするの?その疑問を解消いたします!~ふるさと納税9つのQ&A~

こんにちは!4月にサイレコに入社して早7ヶ月が経ちましたでみぺいです。

この世に生を受けて四半世紀が過ぎましたが、初のあだ名ができました。
「ぺい」がどこから来たのかは謎ですが、最近話題のキャッシュレスの「ペイ」ではないと思います。
(ペイといえば、ヤフオクドームの名前がペイペイドームに変わるそうですが・・・ペイペイドームて。)

さて、そんな私はふるさと納税に関するお問い合わせに対応するお仕事もさせていただいているのですが、年末が近づくにつれ少しずつお問い合わせが増えてきております。

そう、実はふるさと納税の申し込みって、年末が一番多いんです!

なんで?忘れていたのか、年末調整で税金のことを意識する時期だからか、それとも年収がわかるから?
まあ、とにかく駆け込みで申し込みをされる方が多いんです。

「そうなんだ!寄附金控除もあるし私も急いで申し込もう!」とあわてて申し込みをしようとしているそこのあなた!

寄附金控除を受けるためには、正しく申し込みをすること、そしてそれぞれの手続きの期限をきちんと守る必要があります。

知らずに、後になって

寄附金控除が今年分に間に合わなかった
しなくてもよかったのに確定申告しないといけなくなった

とならないように、時間と心には余裕をもって申し込みしましょう!

そこで今回は、普段からお問合わせが特に多いふるさと納税に関するQ&Aをご紹介していきたいと思います!

※ふるさと納税の概要や、申し込みから返礼品が届くまでの流れはこちらの記事でご紹介しています。

ではさっそくまいりましょう!

目次

Q1「住民票登録のある自治体へのふるさと納税は可能ですか?」

A.住民票登録のある自治体(現住所の自治体)にふるさと納税することは禁止されていません。
しかし、自治体によっては居住者のふるさと納税はできなかったり、できるけど返礼品はもらえないというところもありますので、住んでいる自治体に問い合わせてみましょう。
返礼品がもらえない場合でも、寄附控除の申請を行い、控除上限額内であれば控除の対象になりますよ。

Q2「家族名義のクレジットカードで決済したけど問題ないですか?」

A.原則、ふるさと納税の申し込みは寄附者(寄附控除を受ける人)と支払う人が同じである必要があります。
ただし、自治体によっては家族名義のカードでも受付可能というところがあるので、寄附をした自治体に問い合わせてみましょう。
もしダメだとカードを変更しないといけないので、それを考えると寄附者本人の名義のカードを使った方が無難ですよね。

Q3「寄附者の名義/住所を間違えました。」「名義/住所を変更したいです。」

A.楽天など、サイトによっては申し込み時に自分で変更することができます。
変更できない場合は、なるべく早めに寄附をした自治体に問い合わせて、変更後の名義や住所を伝えてください。

ちなみに、ふるさと納税の「住所」には基本的に2つの「住所」があります。(申し込むサイトによっては3つ

①寄附者の住所

寄附金控除に必要な、ふるさと納税を申し込んだ翌年1月1日時点で住民票登録されている住所です。
この住所が寄附金受領証明書に記載されますので、間違いや漏れがないようにしましょう。

②返礼品を送る住所

ふるさと納税の返礼品は、自分以外にも送ることができるということを知っていますか??
たとえばご両親や今年お世話になった人に・・・とにかく、ココに返礼品を送ってほしい、という時の住所です。

③書類を送る住所

寄附金受領証明書(自治体が寄附金を受領したことを証明する書類)やワンストップ特例制度申請書(送付依頼をしないと届かない場合がある)を送る住所です。
書類で手続きをするのは寄附者なので、寄附者に届く住所にしてくださいね。
返礼品をギフトとして送りたい人に書類を届けてしまわないように気をつけましょう。

住所を変更したい時は「①だけ」か「①と②」、もしくは「全部」という風に、どの住所を変更するのかをきちんと伝えてくださいね。
「返礼品が引越し前の住所に届いてしまった!」なんてことにならないようにしましょう(焦)

すでに書類が発行された後に①の住所を変更する場合、再発行してもらわないといけませんが、
自治体によっては変更前の受領証明書を返送してもらって、返送が確認できたら再発行する、というところもあるので違ってたからといってすぐにゴミ箱にポイ!はしないでください!どうすればいいか自治体に確認しましょう。

Q4「寄附金受領証明書やワンストップ特例制度の申請書はいつ届きますか?」

A.寄附金受領証明書やワンストップ特例制度申請書が発行されるタイミングは自治体によって異なります。
申し込んだサイト上に発送目安時期が書いてあるので、チェックしておきましょう!
もしその時期を過ぎても届かない場合は、自治体に確認してください。ワンストップ特例制度の申請書はインターネットから自分でダウンロードすることもできますが、
寄附金受領証明書は自治体が発行するもので、確定申告の時に必要です。届いたら失くさないようにしてくださいね。

Q5「寄附金受領証明書を紛失してしまいました。再発行できますか?」

A.失くしてしまった時は、寄附をした自治体に正直に言いましょう。
先程もお伝えしましたが、寄附金受領証明書は確定申告で必要な書類なので、そのタイミングに間に合うようになるべく早く問い合わせるようにしてください。

Q6「ワンストップ特例制度の申請書はいつまでに送付すればいいですか?」

A.ワンストップ特例制度の申請書は、ふるさと納税を申し込んだ年の翌年1月10日までに寄附した自治体への提出が必要です。
複数の自治体にふるさと納税をした場合は、それぞれの自治体へ提出が必要です。
また、同じ自治体に複数回申し込んだ場合でも、都度提出が必要になります。

届くまでの期間と提出にかかる期間を考えると、年末のギリギリに申し込むのは危険です。
期限に間に合わなかった場合は確定申告をしないといけなくなるので要注意です!

※ワンストップ特例制度は以下の条件をすべて満たす場合に利用可能です。

①ふるさと納税をした自治体数が5自治体以下であること。
②確定申告をする必要がないこと。

ふるさと納税を6自治体以上にしたり、医療費控除や住宅ローン控除等で確定申告をするという方はワンストップ特例制度を利用することはできません。

※ワンストップ特例制度の申請書を提出する際はマイナンバーと本人確認書類の写しの同封が必要です。

<マイナンバー確認用>

・個人番号カードの写し(裏面)
・個人番号通知カード(紙のやつです)の写し
・個人番号記載ありの住民票の写し

<本人確認用>

顔写真付きは1枚・・・個人番号カード(表面)、運転免許証、パスポートなどの写し
顔写真なしは2枚・・・健康保険証や年金手帳など提出先自治体が認める公的書類の写し

個人番号カードを持っていれば1枚で済みますね!

Q7「ワンストップ特例制度の申請書を提出した後に引越ししました。」

A.ワンストップ特例制度の申請書を提出した後、翌年1月1日までの間に住所が変わった場合は、「寄附金税額控除に係る申告特例申請事項変更届出書」を寄附した自治体に提出しなければなりません。長い・・・
インターネットでダウンロードすることができるので、新しい住所が確認できる本人確認書類のコピー(マイナンバーも変わった場合はマイナンバーの確認書類も)を添付して、こちらも翌年1月10日までに寄附した自治体に提出してください。

1月2日以降の住所変更については、まだ返礼品が届いていなければ新しい住所を自治体に知らせてください。
すでに返礼品を受け取っていたら、今回のふるさと納税に関しては特に何もしなくて大丈夫です!

Q8「返礼品がまだ届きません。」

A.返礼品が送られてくるタイミングは、自治体や返礼品の種類、支払い方法などによって異なり、「入金完了後、30営業日を目安に発送」「1月より順次発送」「2~3ヶ月後に発送」などなど様々です。

基本的に、申し込んだ返礼品のページや申込完了メールなどに書かれているので、まずはそこで確認しましょう。
その時期を過ぎても送られてこない場合は、寄附をした自治体に問い合わせてください。

人気の返礼品や、最近ニュースでよく見る台風被害のように天候に影響を受けやすい返礼品・季節ものの返礼品などは遅れてしまうこともあるようです。
自然相手だもん・・・返礼品を準備している地元の方々もがんばっているので、そんなときは首をながーくしてお待ちください!

Q9「申し込みのキャンセルはできますか?」

A.ふるさと納税は「寄附」なので、入金完了した後にキャンセルすることは原則できません。
特別な理由がある場合、キャンセルを受け付けるかは自治体によって異なるので問い合わせましょう。
自治体ごとに設定されている入金期限日までに入金されない場合は自動的にキャンセルされることがあります。

問合わせるときは

さてさて、ここまでよくある9つのQ&Aをご紹介しました。
本当はもっとお伝えしたいところなんですが、全部書こうとすると終わりが見えないので・・・。

ふるさと納税に関して知りたいことやわからないことはまだまだあるかと思いますが、自治体によって対応が異なるので困った時は問い合わせてみましょう。

ちなみに自治体に問合わせをする時は、ふるさと納税専用の問い合わせ先があるのでそこに連絡しましょう!
その時に、「どうやって申し込んだのか(どのサイトから申し込んだのか)」「いつ申し込んだのか」「申込番号(受注番号)」「寄附者名・住所・電話番号」等の情報を一緒に伝えると窓口の方もすぐに調べられるのでスムーズです。問合わせする前に準備しておきましょう!

おわりに

ふるさと納税って、とっても可能性があるものだと思います。
今まで知らなかった場所や特産品を知り、実際に足を運ぶ。自分の育った場所をたくさんの人に知ってもらえる。
時には災害時の支援金を現地に直接届けることもできる。

10月31日に起こった首里城の火災、とても痛ましいニュースでした。
この首里城再建も、ふるさと納税で応援できることを皆さんご存知ですか?

ふるさと納税を通して、日本が元気になってくれたら嬉しいなぁと思います。

ということで皆さま!ふるさと納税は時間と心に余裕をもって申し込みしましょう!(2回目)

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生まれ育ったふるさとへ納税を

生まれ育ったふるさとから遠く離れた土地に住まい、お仕事をする。しだいに地方では、若い働き手がいなくなり、税収も減り、過疎化が進んでしまいます。

ふるさと納税は、ふるさと以外の市町村で働き納税をしている人たちに、生まれ育ったふるさとに納税してもらえる仕組みとして立ち上がりました。

返礼品は、地域の特産品はもちろん、地域課題を解決するクラウドファンディング、地元小学校へ用品寄附など様々な形でふるさとを応援されています。

私たちサイバーレコードでも、中間事業者としてふるさと納税の事業者開拓や、商品開発のお手伝いを行っています。自治体・事業者・協力する人たち、さまざまな人たちと連携して地域で活動することで地域活性化になるのだなあ、と実感しています。

ぜひ、ふるさとへの納税・応援したい自治体への納税をしていきましょう。

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